CYMA “ROYAL ARMY”

2014.07.10 / アイテム

CYMA(シーマ)ロイヤルアーミー ミリタリーウォッチ

CYMA “ROYAL ARMY”

 

 

 

新しいブランド、「CYMA(シーマ)」をご紹介します。

 

 

 

既にアップしてから幾日か経っていますので、

見かけた方も多くいらっしゃるかと思います。

 

5minutesでは久しぶりの扱いとなる時計

(“初”でないのが判明しましたが、それは秘密で)、

新鮮味を覚えて頂けるのではないでしょうか?

 

 

 

前回のブログの際ですが、私の前フリが長すぎまして、

肝心の本題がおろそかになるという、

毎度毎度の負のパターンに陥っていました。

 

ということで本日はスピーディに。

 

 

巻き(?)でお送りします。

 

 

 

 

 

CYMA(シーマ)ロイヤルアーミー ミリタリーウォッチ

 

 

 

 

「CYMA(シーマ)」とは・・・

 

 

1862年、時計職人ジョセフ・シュワオブがスイス・ジュラ山の渓谷

(Le Locle=ル・ロックル)に設立。

 

1890年代後半~1900年代前半に自社工場において、

複式ムーブメント・薄型ムーブメント・懐中時計を開発製造し、

スイス時計業界にセンセーションを巻き起こす。

 

1939~1946年にかけては、英国軍のミリタリーウォッチを製造。

近年は自社製ムーブメントを発表し、一流時計メーカーへの供給を担っている。

 

 

毎年開催される世界最大の時計見本市「バーゼルフェア」には、

1938年の第一回から毎年出展し、スイスの名門として信頼と実績を積み重ねている。

 

ロレックスが1878年、オメガが1848年設立と言われている事からも、

伝統と歴史を備えたメーカーのひとつと言えるだろう。

 

 

民明書房 『世界の時計』より)

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引用元の真贋はさておき、由緒あるスイスの時計メーカーとして、

知る人ぞ知る存在のCYMA。

 

 

WWⅡ前後にかけて、イギリス陸軍の仕官向けに納入されていた

リストウォッチを完全復刻。

 

当時の雰囲気を感じさせるミリタリーウォッチとして、

近年人気を集めています。

 

 

 

 

 

CYMA(シーマ)ロイヤルアーミー ミリタリーウォッチ

 

 

 

 

ベストセラーを続けるメインモデルが、↑こちらのラインナップ。

 

 

当時の画像に見えます、ブロードアローやスモセコといった

ポイントを押さえつつ、ケース等につや消しのホーニング加工を施して、

アンティークやヴィンテージに通じるような重厚さが加わっています。

 

ムーブメントもスイス最大のメーカー・ETA社製ということで、

クオーツの時計としては安定感のあるところだと思います。

 

 

世に数多あるミリタリーウォッチの中でも、

メカニカル過ぎないシンプルな機構がデイリーシーンに取り入れやすいとあり、

一定の評価につながっているのではと思います。

 

 

 

 

 

CYMA(シーマ)ロイヤルアーミー ミリタリーウォッチ

 

 

 

 

とここまでお送りしてきまして、さぁ次のスモールモデルのほうへと

行きたいところですが、テキストがかなりボリューミーになるのが

予想されるので、数回に分けてお送りしていくことにします。

 

当店でも定番として扱う予定なだけに、

丁寧にご紹介していければと。

 

 

 

 

私のあいまいな記憶で申し訳ないのですが、

「腕時計とは情緒的で、完成されたもの」

と、何かの記事でシャビ・アロンソが言っていたように思います。

(まぁそれがブレゲなら、そうも思うなと)

 

 

そのような本格時計とは対極なのかもしれませんが、

その日の気分やコーディネイトに応じて、気軽に取り入れられる

アクセサリーとしての側面も大いにあるのも、

時計の持つ魅力なのかと思います。

 

 

 

イギリス軍が一時期採用したミリタリーウォッチが、現代に甦る。

 

CYMAのバックグラウンドに思いをはせながら、

まずはひと通りご覧になってみてください。

 

 

次回に続きます。

 

 

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