EEL(イール) 『POLOLI』
先日入荷のご案内をしていました、EELの新作、
『POLOLI』をアップしました。
毎度のことですが、そのネーミングのユニークさに感服(?)
することが多いのが、EELのアイテムです。
「名は体を表す」とは良く言いますが、まさしく
“言い得て妙”
なポロ(シャツ)です。
量産品の多くは商品の性質上、
型番や商品コードのみが付けられることがほとんどだと思います。
管理の上で必要不可欠なことかと思いますが、
それだけですと無味乾燥として、何だか味気ないというか
思い入れも湧かないでしょーと思うのは、僕だけではないと思います。
もちろん、アイテム名はフランス語の〇〇の意味です、と言われれば、
異常にテンションが上がるのは想像に難くないですんが(笑)、
洋服なんかですとそういうものは少ないでしょうし、
大げさ過ぎると却って名前負けしそうな感じも持ちますので、
意外とネーミングと言うのは難しい話です。
今回の「POLOLI」ですが、確か(ものすごくあいまいですが...)確か、
「ポロ襟(エリ)なんで、短く省略して。
カタカナは色々と問題ありそうなので、横文字にしてみました」
と、話した記憶があったような無いような...
自信はないですがおそらくそんな事を聞いた気がします。
夏に必須のアイテム・ポロシャツですが、大体は鹿の子生地が多く、
極端には印象が変わりにくいところもあるんですが、
ポロシャツのカット生地を襟と袖口に残しつつ、
布帛(=シャツ生地)を使って表現したのがPOLOLIです。
春夏の時期に良く見られるタイプライタークロスは、
バリっとした硬さのある質感と、
カサカサしたドライな肌触りが特徴的なものです。
汗ばむ夏ですと、コットンが水気を吸ってしまい、べとべとした、
場合によってはビショビショになる不快な状況に陥りますが、
タイプライタークロスは高密度に織り込まれている分、
吸湿性の乏しさが不快感を回避する、
日本の夏には欠かせない素材です。
素材の使い方も然ることながら、身幅の余裕と着丈の短さで
着易さをアップ。
そして、ただ幅広にならないように肩幅自体は狭くして、
ルーズとは違ったリラックス感を味わえるシルエットになっています。
半袖にはまだ何となく早い向きの方でしたら、長袖のカットソー、
特にボーダーなんかがお薦めですし、気温が上がってくれば
半袖のボーダーがやはりお薦めです。
ボーダニアン?のお薦めですので、偏りが出てしまうのは別としても(笑)、
全体像としてはクセの無い分、色々なアイテムとの重ね着が
楽しめそうですので、ぜひご覧になってみて下さい。
宜しくお願いします。