comm. arch. “Padded Hoody Blouson”
comm. arch. “Padded Hoody Blouson”
comm. arch.の「パデッド フーディブルゾン」をご紹介します。
部屋の中もグッと冷えるようになってきました。でクルマを発進させたときに怪しく光る警告灯。
路面もタイヤをスリップさせるようになってきた訳です。完全に冬来たなと。
まだまだ入り口くらいな気はしますので、帰り道も安全運転を徹底していくつもりです。
月末特有の駆け込み入荷が本日もございまして、例のコートが早速届きましたし、
バングル関係がようやく完成、バッグも明日には完成できそうな見込みです。
梅春モノの投稿は年明けかと思いますが、興味のある方は店頭他でチェックしてみてください。
時間が迫っているので小話切り上げ。コムアーチさんの「パデッド フーディブルゾン」を見ていきます。
ニットウェアから始まったコムアーチさん、近年は純然なそれ以外の充実ぶり、浸透していることでしょう。
限定生地のスウェット&ボトムス、そして今回取り上げる反響増のアウターの面々など。
当店もその気配を察して例年ご用意している中、今季はスポーティ系に着目することに。
以前のコレクションでもマウンテンジャケット風味のモノがありましたが、そこからブラッシュアップしたのが↑。
ブルゾンなんて生易しいモノではなく、『あたらしいダウンジャケット』と言うべき自信作。
大げさな物言いだと不当表記?でしょっ引かれますが、まぁそうもお伝えしたくなるわけで。
ダウンジャケット向けに開発された生地は、“通気孔入りのリップストップ”。
聞いた話だとレーザー照射で1マイクロメートル(1ミリの1000分の1ですね)ほどの穴を開けるんだとか。
視認できるはずのない微細な世界。
さらに洗いを掛けてますんでテカテカしたナイロンっぽさが薄まり、コットン風味を思わせる質感に。
通気孔+中綿のおかげで“空気の壁”が生まれ、かつ《超高密度タフタ》の裏地で身体からの熱が滞留。
結果冷気をシャットアウトして暖かさをキープできるのが、今回のブルゾンになります。
ちなみに裏地もダウンジャケット向け。中身だけが異なるという見立てで結構です。
注目どころは画像とテキストでカバーできていると思いますので、私的なフェイバリットなど。
ほとんどの方はネーミングどおり、フードを外さずお召しいただくかと思いますが、
インナーにパーカものを持ってきた際は、取り外すことも出てくるはず。
↑の流れで気に入っているディテールは真ん中なのですが、フードを外したときに
スナップボタンが露出しないよう、“かぶせの生地+スナップボタンのメス”を加えています。
コレがたいへん気が利いていて。
何のことやら・・?は実物で確認していただくとして、スタンドカラー型のブルゾンになっても、
デザインに不足のない心配りも語れるポイントだと言うこと。
リバーシブルアイテムは裏返して着ない、2WAY仕様でも結局片っ方しか試していない。
そこに心当たりのある方には説得力のあるディテールではないでしょうか。
私の小うるさい?ブログよりかは、公式インスタのほうが雄弁かもしれません。
フォローされている方/そうでない方、この機会に当店とともに押さえていただければと。
音の流れる動画、来年こそ取っ掛かろうと思います・・
ここまでcomm. arch.の「パデッド フーディブルゾン」をご紹介しました。
素材側からみるとスポーツやアウトドアの文脈で捉えがちなアウターかもしれません。
ただ投稿内で触れたように、ツヤツヤ・テカテカなお決まりダウンにはない
あえてアタリを出した風合いは、天然素材モノとの組み合わせで違和感を覚えないはず。
そういう観点からもスタイリングを限定しない間口の広さも魅力です。
前評判の高さから順当にアクセスを伸ばすNewアイテム。
これからの季節を快適に過ごすアウターとしてお役立てください。
宜しくお願いします。