FUJITO “Knit Balaclava”
FUJITOの「ニット バラクラバ」をご紹介します。
やけに雨粒のサイズでかいな?と思いましたが、それは雪、あるいはみぞれと言うんでしょう?と
時間差でセルフつっこみ・・とうとうそんな季節がやってきたようで。
さすがにクルマのタイヤ交換を行っておりません。オレ詰んだな・・と不安になりましたが、
幸い道路に積雪ほどもなく、なんなら見間違えたかもしれない軽微な様子です。
とりあえず次の休日には交換しといたほうが良さそう。
冬タイヤへの交換、『気温7度』が目安ということを始めて知りました・・
自分の体感ほど当てにならないものはない。そんなことを改めて思った次第で。
冬支度ならニット帽も必須でしょう。本日はフジトさんのバラクラバを。
耳が早い方ならどこかで聞いたかもしれません。『バラクラバ、流行っているらしいですよ』な話。
レディースのほうが顕著なようですが、何でもK-POP界隈から火が点いたようで、オールド世代が
連想するデストロイヤー的目出し帽(?)ではなく、《フェイスガード》の派生型が席巻しているんだとか。
『ニット帽+ネックウォーマー、目のところが半月型にむき出し』
こんな形容なのかと思います。
フジトさんでも長らくニット帽=ワッチキャップを取り扱っており、ある種のアイコン的アイテムに
なっているのは、知る人ぞ知る事実。
おなじみのワッチに今期の推しを盛り込んだ、そんなニューカマーになろうかと。
商品ページの冒頭やネーミングから、バラクラバはちょっと・・と思われそうですが、
それはあくまで関心を寄せていただく“フック=惹き”な部分。実体は健全なワッチキャップです。
↑でご覧いただけるように裾を2回折り返すのがデフォルトでして、
平時?は目出し部分が隠れる設計にしています。通常:ワッチ、ごく稀にバラクラバという認識。
遊びゴコロを忍ばせたディテールだと思っていただければ。
とは言え自転車やスポーツシーン、極寒時での使用もあるでしょうから、着画は掲載してあります。
『コブラのレディみてぇだな・・』と思ったのはここだけの話で。。
ヴィジュアルが先行しがちなところ、気配り上手な推しポイントになるファブリック。
コレクションの他アイテムでも用いている、ポリ×コットンの先進系素材。
以前投稿しました「サイドリブ セーター」。ご記憶の方も多いかと思います。
その際にもお伝えしていました“撥水性&抗菌防臭”の話。
コチラも同じ機能を持たせた糸で編み上げたワッチキャップになるわけで。
メリノウールばりの働きでチクチク感とは無縁ですし、洗いづらいニット帽なら
衛生面での配慮は喜ばしい限り。突然の降雨・雪もガードできると来れば、
ひと粒で4度くらい?はいけそうな頼りがいがあるんじゃないでしょうか。
この辺も個人的に魅力を覚える部分。“編み地の切り替え”、好感が持てます。
全身の腰部分(この場合はあご~首にかけて)のリブ、絞れたように細くなっています。
折り返しで↑のように編み柄が現れて、凡庸なワッチキャップと異なる“密かなデザイン性”、
そういった見え方には大変貢献していると言えるでしょう。
さらに同じ生地の厚みなら折り返しがかなり盛り上がってしまいますが、リブ幅が異なることで
かさ張りを軽減。スマートな見てくれ+ズレないフィット性を見越した作りになるはずです。
何言ってるのか分からない・・方も少なからずいそうですが、似たような発想は《ソックス》
あたりで見られたりします。ズリ落ち防止が様々なところに。
ここまでFUJITOの「ニット バラクラバ」をご紹介しました。
同素材のヴァリエーション違い↑を楽しむなんてのもお薦めですし、いつものニットキャップだと
かゆくて・・といった不安がある方にも、着用感で満足いただけるかと思います。
多くの方はバラクラバ ビギナーでしょうから、そういう観点で手を伸ばしてみるのあり。
あくまでワッチキャップですので、危険度?も少なそうですし。
フジトさんのコレクションでは欠かせないニット帽に、新たな視点が加わった注目モデルです。
この機会にぜひ、その魅力に触れてみてください。
宜しくお願いします。