DEFY BAGS “Venue”
DEFY BAGSの「ヴェニュー」をご紹介します。
あっコレ12月だったとは、先ほど確認したオーダーリストからでしたが、
まぁこのご時世海外から無事に届いたというだけでもメッケもんです。Fromアメリカ。
時間が迫っているので早々にインフォメーションのほどを。
紆余曲折を経て2年ぶりの登場となりましたデフィーさんのヴェニュー。
当店がオーダーしていなかったという訳でなく、大人の事情により日本での展開がなかったというのが
真相でして。私がサボっていたのではございません。
再開のニュースを耳にし、間髪入れずのオーダーにてご用意してみました。
名作よ再びということで何度目かのリピートになりましたが、お初でご覧になられた方や
印象に残ってないなんて方もいらっしゃるでしょう。
よっていつものおさらい投稿。↑にて『ヴェニューって何よ?』を確認いただけますでしょうか。
あれ?何か違くね・・?と膝から崩れ落ちてしまうほどのモデルチェンジではありません。
『しばらく見ないうちにアイツあか抜けたよね』くらいのマイナーチェンジ(?)
お察しいただけるように、今回入荷分からいくばくかの仕様変更が図られています。
まずは脇腹にドンと縫われていたデフィータグが刷新。
DEFYと型押しされたレザーパーツをピスネームとしてアップデートされたと。
2年ぶりの再会で男前度?が格段に上がったのではないでしょうか。
私が思うインダストリアルデザインものですと、これ見よがしなブランドタグなど不要でして、
シリアスというかストイックというか、とにかく何も付いてないことを良しとする美学です。
まさしく欲していたのはコレ。海外ドラマのS.W.A.T.感すら漂わせます(嘘)。
前回まではパイピングにゴムチューブの廃材が使われてましたが、
耐久性に優れたグログラン織りの別生地に置き換わりました。これも歓迎すべきポイント。
ゴム材は一見すると丈夫に思える反面、経年劣化によって端々が割れることが出て来ます。
そんなにすぐではないですが避けられない事実。
硬さの面で見てもナイロン生地とは決して好相性とは言えないだけに、
一歩下がって二歩進む?といったアップデートでないかと私は見ています。
氷点下だとゴム引きコートが固まる(・・)経験がありますので、
こういう細かな修正はありがたい話です。
そう言えば撮影で↑文庫本などを入れてみるわけですが、スマホで電子書籍を読むご時世、
若干の時代遅れ感が立ち上るような?7インチのタブレットとかがきっと良いんでしょう。
入れてあるフラニーとゾーイーもハルキ訳じゃなく野崎訳だし・・
ちなみに私は半分ほど読んで数年間中断していますので悪しからず。
すっかりあらすじは忘れています・・
その他の推しディテールは変わらずの継続で。
マグネットバックルにバリスティックナイロン、強盗を撃退できる?スチール製フックなど
(あくまで例え話です。君子危うきに近寄らずにて)
が魅力かつ評判につながっているはずですので、漏れのないようチェックいただければと。
待望の再入荷を報じてきましたDEFY BAGSの「ヴェニュー」、いかがでしたでしょうか。
2年ぶりのご用意でマイナーチェンジがあった反面、プライスは据え置きというホスピタリティ。
アメリカの良心がこんなところに残っていた(?)と、喜ばれる再会になったかと思います。
前回もお伝えしていましたが、私が考えるデフィー全般の魅力に
“USAメイドのディーター・ラムス製品”
というのがあります。少しでもそんなところに共感いただけますと幸いです。
それでは宜しくお願いします。