KICS DOCUMENT. “LONG TAIL SHIRT”
KICS DOCUMENT. “LONG TAIL SHIRT”
KICS DOCUMENT.の「ロングテールシャツ」をご紹介します。
先週は強い風が吹きすさび、お花見どころでない天候でした。
花粉が直撃することの辛さ、薬が効いてんのかそうでないのか良く分かりません・・
風が強いともうひとつ困ったことがあり、それは入り口のドアが勝手に閉じていること。
『営業してないかと思った』なんてご意見がちらほら。
看板が出してあれば間違いなく在店してますし、なくても案外いたりします。
なかなかSNSでつぶやいているヒマがないので・・物は試しで階上まで上ってみてください。
それでは本日のお題=「KICS DOCUMENT.(キクスドキュメント) ロングテールシャツ」。
商品自体はだいぶ前に入荷していましたが、リネン混の薄手生地の都合で
寝かせる=しらばっくれていました。。
James Mortimerが届いてしまって今、機が熟したということでようやく解禁。
本編に突入していきたいと思います。
当店ですと「ベーシックシャツ」のご用意がメインとなりつつある中、
ピンポイントで新しい気配を覚えるヴァージョン違いをラインナップしています。
とは言ってもそこは定番ラインから逸れないようにということで、
ブランド初期から続く↑にてピックアップ。
私のフェイバリットであるストライプ、それもドンズバな配色なら頼まない手はない。
無事ご用意と相成りました。
“ロングテール”の名の通り、後ろ裾のみが長いデザインになるコチラのシャツ。
わざわざ↑強調文字にしたくらいですので、サイズスペックなどはベーシックシャツと
何ら変更なく、袖を通すとヴィジュアルほど変わった様子を覚えない、そんな印象を持ちました。
『レギュラーのシャツを後ろだけ長くしただけ』、その捉え方で間違いありません。
最近はなんでもかんでも“ゆとり”を持たせたビッグシルエット系が幅を利かせてますが、
私のような頑固者だとそのまま右に倣えはどうも悔しい。
全部が全部デカく着るのはどうなのかと。
その点このロングテールシャツでしたら、普段通りのサイズなら肩も合わせやすいし
長けりゃ入れる=タックインすれば良い。もちろんサイズアップでゆったり着るのもアリ。
どちらでも対応可能なのは意外と目から鱗でした。
『サイズスペック・基本的なデザインは一緒』と言えども、私だってほとんど忘れがち(・・)。
ここはひとつおさらいということで、特集ページへのリンクを貼っておきます。
*「KICS DOCUMENT.(キクス ドキュメント)特集」
パターン・ディテール・縫製の三位一体からなる名作っぷり、改めてご覧ください。
ディテールの補足点も3つほど。
↑の画像で載せました“襟・ボタン・ポケット”はロングテールシャツだけのデザイン。
わずかーに丸くした襟先にボール型のナットボタン(おそらく椰子の実なはず)、
そして縦長の胸ポケットからならコンビネーション。こちらも三位一体のセットです。
キクスさんのほうではこちらを『YLW・イエロー』として管理しているようですが、
担当女史と私の双方でコレそーじゃないですよね・・と意見が一致しました。
よって今後は「ベージュ×サックスブルー」と見ていきましょう。
↑でご覧頂けるように、横に織りムラが走ったスラブ感が特徴のファブリック。
これからの時期にはうれしいリネンがミックスされている証しかと。
まぁそれ以上に即決させてくれたのは、大好物の配色になる“アズーロ・エ・マローネ”だから。
ここまで来るとバ〇のひとつ覚え感すらありますが、好きなものはしょうがない。
どうしたって食指が動いてしまうゴールデンコンビなもので。
正確にはネイビー×ブラウンの配色になるんですが、
ベージュ×サックスブルーもその派生系であるのは間違いないところ。
最高の取り合わせの春夏ヴァージョン、皆さんの間でも共有ください。
何を今さら顔出しNGではなく、撮影時に手の置き所に困った末での暴挙?
バリエーションの乏しいポージング、なんか考えていかないとなりません。。
ロングテールということで、普通にタックアウト=裾出しで着て頂くのが
形も分かりやすいこともあって、スタイリングのデフォルトにはなりそうです。
ただそこは皆さんそれぞれの捉え方。コレだという正解などございません。
アズユーライクということで、↑などもご参考までに。
前だけイン?は会得するまでもう少し時間が必要そうですが。
本日のお題=「KICS DOCUMENT.(キクスドキュメント) ロングテールシャツ」、
いかがでしたでしょうか。
ブランドさんのほうでもロングセラーアイテムということで、毎シーズン様々な色・柄を
提案しているのですが、形と色合いがバッチリはまったということで、
今回ご用意させて頂くことになりました。
私の場合だといつもの調子で、縫製がどーとかディテールがどーだとか
小うるさくなりがちですが(・・)、パッと見のデザインの面白さや色の鮮やかさ、
そういったところに興味を持って頂くのが正しいと思います。
ワードローブに新しい風を入れてみてください。
宜しくお願いします。