MANIERA “STREAMLINE RIB WATCH”
MANIERA “STREAMLINE RIB WATCH”
MANIERAの「ストリームライン リブワッチ」をご紹介します。
いやー寒い。一気に冬来た感を覚えますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
とうとう手袋をしながらのキーボードタッチする身にもなりますと、
11月なのに末恐ろしくもあります。暖かくして日々過ごしていきたいものです。
本日は気の利いた前説を省略しまして、足早に本題へ入っていきます。
先立ってワークキャップとフリースキャップの投稿で、今季のコレクションについて触れていました。
2度やることは3度目も。念には念を押してお伝えします。
傷口に塩を塗る(?)、あるいはタイトなマンマーク(?)くらいの執拗さ、
本日が最後ということでご容赦ください。
そのテーマから来ているのが流線形=ストリームライン”、
↑の画像からもその様子がうかがい知れるかと思います。
↑これだけで見るとミステリアス過ぎる画。
皆さんが見慣れているワッチキャップとは明らかに趣きを異にする、
別生地をパーツごとに切り替えつなぎ合わせた、凝った編み立てに驚かされます。
一応お伝えしとくと、折り返しを伸ばした後ろ姿ですね。
2×1のリブ編みということで、前からの見たベースのウール部分だけなら
比較的スタンダードさもありますが、そこに別生地がくっ付くと、
横・後ろからのヴィジュアルが劇的に変わる。非常にユニークな試みだと思います。
全くの余談ですが↑この平置きの画像、「ロールシャッハ・テスト」を思い出すのは
私だけでしょうか・・?なんとなく。
折り返しのリブが真っ直ぐでない不揃いな感じ、皆さんもピンと来た事と思います。
あの名作との共通項を。
「キャバリエワッチ」を彷彿させる流曲線=ストリームラインが活かされています。
実際はそのままスライドというわけではなく、折り返しの前後のバランス含め
若干変更していますが、評判の続くロングセラーがこんなふうにアレンジされているのも、
MANIERAフォロワーの方には気に入って頂けるんじゃないでしょうか。
色々お伝えしてきましたが、説得力・納得頂けるのはかぶった姿なはず。
おおむねの着用イメージです。
切り替えがアクセントになるキャッチーさを覚えそうなところ、長過ぎず短過ぎずで
クセが少ないヴィジュアルだと思います。
リブワッチにありがちな、『頭にフィットし過ぎて皮膚呼吸不可』(?)といった
窮屈さも感じにくいかと。
これ、ライン側の生地の伸縮性が大きな役割を果たしていますので、
お試しの上で体感頂くことをお奨めします。
防寒的な備えとして、店頭でもワッチキャップが動き始めていますが、
この手のモノはミリタリーワッチ型一択で、どうも「カッコーの巣の上」感が・・
ジャック・ニコルソンのような濃ゆさ・武骨さは、私のキャラ的にはあまり。。
となれば信頼の置けるMANIERAの出番だと思ってまして、
スタンダードなアイテムだからこそ、今の気分に合わせたデザインというのが
あってしかるべきかと。そんな風に思いました。
まぁ堅い話は置いとき、今シーズンのMANIERAを代表するアイテムのひとつなはずです。
スマートなワッチキャップをお探しの方はぜひ。
宜しくお願いします。