チェンジ。
そんなに重要なことではありませんが、
spring courtのボックスが変わっていました。
当店の制靴(?)となっていますspring court。
毎度お馴染みの永世定番だけに、シーズン問わずお店に並んでいますが、
見落とされがちなところに、
「付属品が面白い」
というのが挙げられます。
その昔に同じような内容のブログを記していたかも知れませんが
(やっぱありました。「spring court(スプリングコート)今昔」でご覧下さい)、
最近、どうも勢いがあるというか商魂たくましいというか(笑)、
シーズンごとにマイナーチェンジを施しながら店頭に届いています。
↑で見て頂けるのは、今回入荷してきたブラックのボックスとなる訳ですが、
何やら幾何学模様の柄の配置に、ブランドアイコンの8つ穴
(正式名称『NATURAL PERMANENT VENTILATION SYSTEM』)
もちゃっかり忍び込ませた、
スプリングコーター?にはたまらない仕様になっています。
画像だとちょっと分かりずらいですが、実は秋冬ってことで
白黒の“ヘリンボーン”がベースになっているのが、何ともお洒落です。
肝心の本体の方は、変更は全くないですので
ご安心頂ければと思います。
ボックスが変わったというだけで触手が伸びてしまう、
僕のような困ったコレクター(...)の方は皆無かと思いますが
(その証拠に「ボックスいらないんで処分しといて~」な輩率は多し)、
靴箱の中で煌々と光り輝く様子は、
「圧巻」としか言いようがありません(おそらく)。
ボックスを愛でつつエッセイを読み、過ぎゆく夏を思いながら夜を過ごす。
そんな時考えるのが、
「僕が校長先生なら、職員全員にこれ履かす」
という壮大な計画。
偏った職権乱用。
異論・反論あるかと思いますが、
まずは履いてからコメントして頂ければと。
宜しくお願いします。
<追伸>
「下半期ベスト5」(今のとこ)に認定してますのが、
idaの「Lovers Prayers」。
リリース自体は2年半前くらいだったと記憶してますが、
買いそびれていたところ、お客さんのKさんにタイミング良く
(失礼しました...お貸し頂いてありがとうございます)
貸して頂いて、ようやく完聴。
どうもこのida、
「スローコア」というジャンルにカテゴライズされるようなんですが
(特に異論はないけど)、
音数の少なさと混声ハーモニーが紡ぎ出すメロディーの良さが
魅力だとは思っています。
↑の今作は、そこにフォーキーな要素が加わって、
歌い手の景色が見えるというか地に足が付いたというか、
また違った側面が感じられる一枚でした。
例えて言えば、野菜本来の旨味がしっかり感じられて、
塩とコショウ、オリーブオイルだけ掛けられた
滋味深いシンプルなサラダだったのが、
バルサミコとかワインビネガーとかクルトンとかゆで卵みたいな
ドレッシングやトッピングが増えたサラダになった、
とでも言うのでしょうか?
何となく肉は入ってない気はしますが(笑)。
そんな風に思って、idaが取り上げられていたEsquire(2008年2月号)を
数年ぶりに見ると、筆者の方も似たような印象をお持ちになった様です。
言わんとしていることは、結構近かったりします。