Fracapアップ。
Fracap(フラカップ)スウェード マウンテンブーツ(オリーブ)
本日ですが、Fracap2型をアップしました。
なかなか良く出来た靴だと思いますので、細かくご紹介したいんですが、
とてつもなく長くなりそうな予感がプンプンですので、
数回に分けてお届けしようかと思います。
今日は手短にですが、「履き易さ」についてです。
各商品の詳細ページにも書きましたが、この2つの靴、かなり軽量でして、
そこのところで「軽くて履き易い」と捉えがちですが、
実は靴の内側のアーチ(土ふまずにあたる部分)に秘密が隠されていました。
↑の画像で見えます、ポツポツポツと穴が空いているところなんですが、
この部分におそらくウレタンを入れて革を積み上げてまして、
ちょっと盛り上がった形状になっています。
足を入れて頂くと実感出来るんですが、
土ふまずを緩やかに持ち上げるような形になります。
このことで靴の中で足をより固定しやすくなるので、
上下左右の揺れが抑えられて下方向への力が安定して、
疲労の軽減につながっていきます。
偏平足気味な僕なんかからすると、非常に優れたディテールだと思う訳でして、
履き易い=疲れないというのは重要なポイントです。
これはマウンテンでもショートブーツでも同じ仕様になっています。
Fracap(フラカップ)スウェード ショートブーツ(ブラウン)
これ、なんかで見たことあるなーと思ったら、こんなのと一緒でした。
spring courtの中敷きですね。↑も土ふまず部分盛り上がってますが、
Fracapはもうちょい傾斜があると言えば、
イメージがつきやすいのではないかと思います。
ご自宅の靴の、中敷きやら内側をのぞいて頂ければと思いますが、
傾斜が付いているもの、そんなにないんじゃないかと思います。
靴の優劣を見極めるポイントである、とは力強く言い切れませんが、
付属品や生産工程の手間が増えている分、
きちんとした作り込みがなされているのは間違いないところです。
とりあえずのところはWeb上でご覧頂きまして、
店頭でお試し頂くと納得頂けるかと思います。
宜しくお願いします。