FLISTFIA “Sporty Full Zip Jacket・Track Pants”
FLISTFIA “Sporty Full Zip Jacket&Track Pants”
FLISTFIAの「スポーティ フルジップ ジャケット&トラックパンツ」をご紹介します。
『あれ?いつもの声じゃない・・』
年度末ならではの光景。ラジオ番組の悲喜こもごも。
私も会社員だったウン十年前に経験しましたが、人事異動はかなりのビッグイベント。
来週から着任ならバタバタする頃かと思います。
今じゃ全く身近でなくなった中、通勤のカーラジオで寂しいお知らせがひっそり伝えられます。
明日で番組は卒業、4月から〇〇放送局に赴任しますの挨拶。
某国営放送ならでは?の遠距離異動。北から南、端から端へは大変としか言えませんね・・
まぁ意外な新体制というのも悪くないはず。外野はのんきに耳を傾けていたわけで。
当店は改編や終了にならず、来年度以降もレギュラー番組?として続いていきます。ひとまずご安心を。
それではフリストフィアさんをご案内します。まずは新型ブルゾンから。
ネーミングだけ見ると謎アイテム感はありますが、《トラックジャケット》と言ったほうが
理解が早まりそうなコチラ。数年前からコレクションに加わり、定番化を果たしたお品で間違いないかと。
さすがにスポーツブランドさんのようなジャージ生地とはいきませんので、シーズン毎に意図のある凝った
生地なのはもちろんのこと、さりげないディテールの配置がフリストフィアさんらしいこともあり、
遅ればせながら当店も便乗してみました。
トラックジャケットマナーに則った、正統派?と言えそうなお品。
そのまんまにさせないのが《ドローコード》であり特殊な生地だったり。
フリストフィアさんでもTシャツを始め多用されておりますコチラのパーツ。
ネーミングにあるように一気にスポーティに寄せてくれるのに異論はないでしょう。
役割としては防風や密閉性を高める等々、機能性に重きを置くと思わせきや、
目的はそれじゃないというのがミソなはず。
この着こなし方をするための存在。裾を自然にたるませる、“ブラウジング”を素早く手軽に。
もちろんひと手間加えずそのまま袖を通しても良いんですが、薄手で軽い=エアリーな質感が
特徴になる生地です。たるませがボリューム過多にならない辺り、効果のほどを察していただけるかと。
かなりの分量の用尺でたっぷり作ってあるのに、そこはかとなく漂ってくる都会的でクリーンな印象。
フリストフィアさんの気質をよく表したお品だと思っています。
ウエストの縫い、《チェーンステッチ》だと聞いて感心しています。当たり前なのに当たり前じゃない
お品が多いので。トラックパンツもご用意してみました。
当店では昨年から仲間入りしているボトムス、世の動向もあり良い評判を頂けています。
いわゆる“テック系”アイテム、デイリーウェアとして浸透していることの証拠。
ディテールやサイズ感は変わらずの中、見てくれに影響を及ぼしているのが《リップストップ》生地。
微塵もミリタリー臭(物理的じゃなくて雰囲気)を感じさないのは、マス目の細かさもあるはず。
このリップストップ、今じゃなんちゃって?も増えた生地ですが、コチラは撥水性&透湿性という
機能を持たせた先進素材に連なるモノ。そう聞くと印象もだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか。
現代のライフスタイルに合った興味深い生地の変遷。
冒頭で登場してもらったように、心情的にはセットアップを私としては推したい。
ただそればかりを強いるつもりはございません。単品ごとご希望に応じて。
ニュースでは夏日を記録した所もあったようで、既報のブルゾン勢もあやしくなりつつあるような?
ただコチラの両雄についてはシャツ生地と同等、もしかするとさらに薄いなんて思う方が
いらっしゃりそうな質感です。透湿性を備えていることを考えれば、かなりの高温にも耐えられるはず。
小さくまとまりシワも付きにくいポリエステル素材、長い目で愛用いただけると見ています。
春のアウター・夏の陽射し+冷房対策・冬の重ね着 ,etc. 年中無休でいけますねコレ。
ここまでFLISTFIAの「スポーティ フルジップ ジャケット&トラックパンツ」をご紹介しました。
コチラはモダングレーとブラックの2本立ての中、迷うことなく前者を選びました。
テック系に類すると言ってもブランドの志向はそこではありません。あくまでクリーンにスマートに。
軽やかさや組み合わせを考慮するとグレー以外は推せないわけで。
今季のコレクションが目指すところがよく表れた二品だと思います。
双方を改めてご覧くださいませ。それでは宜しくお願いします。