FUJITO “N.O.UN Jacket/Belt Less”
FUJITO “N.O.UN Jacket/Belt Less”
FUJITOの「“N.O.UN” ジャケット&ベルトレス」をご紹介します。
昨日のカーラジオで『今日からクリスマスソング解禁』とアナウンスしてました。
早いだろと思いつつ、仕込み?を考えるとこれくらいなのかもしれません。
そう言えばおせちのチラシも配られてましたし。
買って帰ったシュトーレン、仕舞ったまま忘れて数ヶ月経ってた・・なんて人もいます。
あまり急ぎ過ぎず、今は秋本番を楽しめればと。落ち葉を片付けながら思った次第で。
セットアップなら上下揃ったタイミングでを待ってたら、いくらか時間を頂いてしまいましたコチラ。
N.O.UNさんとのコラボジャケット&パンツ。
フジトさんの外部ブランドとのコラボ、長年のフォロワーさんなら2つ3つ挙げられることでしょう。
その中でもN.O.UN(ナウン)こと【NECESSARY or UNNECESSARY】さんとの協業は、
双方の緊密ぶりもあるんでしょう、過去あった取り組みとは毛色が違うような。
“息の合った”とはこういうことを指すんだと思います。さすが師弟関係と申しましょうか。
ジャケットとパンツは春に続いてのリリースだったはずですが、風の便りで評判ぶりは耳にしていました。
自分が接してきたジャンル寄りなら便乗しないわけには参りません。
勝手な使命感?でオーダーに至ったわけで。
まずはジャケットから。
《ノッチドラペル・2つボタン・3パッチポケット》という、トラッドマナーに則ったと言えるアンコンジャケット。
見てくれからして紺ブレならぬ“黒ブレ”と例えて良いかもしれません。
こう書くと正統派のかっちりしたモノを連想されそうですが、付属を排したアンコン仕様だけに
着心地はカーディガンに通じます。前は留めずにさっと袖を通すのが気分。
よそさんと明確に違うところがありまして、それが↑の画像でご覧いただける《ポケットの中縫い》。
中(内側)で縫い上げる=“ステッチレス”で3ポケットが構成されています。
ゴツゴツとした構築感が現れず、どことなく柔和なイメージにつながっているかと。
このステッチレスというのは全体の縫製にも適用されてまして、ボタンホール以外は表面にステッチを
残さない徹底ぶり。これによってかっちりイメージとは対極の、『柔和さの統一感』が生まれます。
シリアスなテーラードジャケットとは一線を画す冴えたやり方。
ちなみに3つのポケット共に裏地が付いていますので、わずかに厚みというか丸みが見て取れます。
これも隠れ柔和ポイントになりますのでチェックしてみてください。
お次はボトムス。ベルトレスパンツ。
ネーミングで誤解されそうですが、サイドリリースバックル付きのテープが内蔵、そしてゴム入り。
ベルト“イン”パンツと言っても良いかもしれません。
樹脂製のバックルからしてなんとなくグラ〇チあたりのアウトドア風味を思わせそうですが、
ユルめのトラウザーズ仕様の腰周りです。テープが見えなければプレーンな見てくれでしょう。
一転後ろに目をやれば、左右で異なるアシンメトリーポケットもディテールの妙味。
左がファスナー付きウェルト、右がパッチポケットのコンビになります。
ちなみに↑の画像は前後に1つずつ付くベルトループをご覧いただきたく載せました。
カギなどのぶら下げにお役立てください。
あと私を含む一部の方はチラッと見える《ピスネーム》に反応するかと。
その配色とサージ生地が相まって、“スタプレ”へのオマージュが見え隠れするのですが・・
いかがなもんでしょう?
せっかくのセットアップですので、ここはひとつ揃いで入手することをお薦めします。
単品使いが多そうだとしても・・
上がジャケットカーディガンと見れば、室内での防寒や来客対応時に出番が。
イージーパンツなボトムスも普段使いをベースにしつつ、ちょっとした会食やセレモニーまで。
ビジネススーツを限られた機会でしか着用しない方なら、使い方に関わらずより↑の感じに
現実味を覚えていただけるかと思います。
私などはボトムスはグシャっと長めの裾で穿きたいところですが、そこは各自のお好みで。
FUJITOの「“N.O.UN” ジャケット&ベルトレス」をご紹介しました。
プレウォッシュ=事前に洗いをかけたウールのサージ生地だけに、厚みと起毛具合からして
タフに扱いやすそうなのは、カジュアルに慣れた我々にはありがたいファブリック。
ポリ100のスタプレに比べれば重厚感は段違いですし。
今回は珍しくブラックを選んでますが、セパレート~セットアップまで使いまわしやすいのは確かなはず。
フジトさん内でも反響を呼んでいる“ナウン”とのコラボシリーズ。ぜひ手にとってお確かめください。
宜しくお願いします。