FUJITO “Officer Shirt”

2024.08.19 / アイテム

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

FUJITO “Officer Shirt”

 

 

 

FUJITOの「オフィサーシャツ」をご紹介します。

 

 

 

あんまりデカいと怖くなる・・大きすぎる『葉っぱ』。

 

 

通勤途上で気づいたのですが、通り過ぎたときに妙な違和感を覚えます。『あの葉っぱ、デカくない?』

大げさでもなんでもなく一枚が人の背丈、いやそれ以上の葉っぱが茂っています。

眼精疲労でバグって見えた?のかと思いましたが、毎日見かければさすがに老化ではないわけで。

 

気になって調べてみたところ、「バショウ」が候補に挙がります。こんな感じだった気がするのでおそらく。

民家の軒先で2メートル超えの葉っぱが揺れてる光景、南国ならまだしもご近所ですから。

お子様なら葉っぱの傘だーで喜びそうですが、メルヘンごころ?の乏しい自分にはなんだか恐くて・・

 

 

ただこのバショウ、バナナの仲間だそうですが、長野でも生えるもんなんでしょうか?

まぁ最近の様子からすれば育たない理由がありませんし。

暇なときに→で調べてみようと思います。#オラ草が知りてぇ

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

 

 

 

 

そろそろ本題に入っていくとしましょう。フジトさんのオフィサーシャツ。

 

 

以前ご紹介しました「アーミーシャツ」に続き、当店でのお初アイテムになるコチラ。

私の不確かな記憶ですと昨年の秋冬にデビューを飾っておりまして、他シャツにはない

特徴=アイキャッチも手伝い、総じてご好評である旨耳に入ってました。

 

偉大な先達=ビッグシルエットシャツの連投だけでは食傷気味、ここらで新しい味も

必要だろうということで今回ご用意してみた次第です。

 

初っ端のアーミーシャツに今回のオフィサーシャツ、締めのハイクシャツに至る面々で

ひとまず2024秋冬を迎えます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

 

 

 

 

モノホンのRoyal Air Force(イギリス空軍っすね)のブツをご存知でなくても、ヴィンテージに造詣の

ある方ならグッと来るであろうディテール。これぞ英国由来の“変り種ラウンドカット”。

 

 

当店でもその昔、モルティマーさんで同傾向のシャツをご用意していたことがあります。

上から3分の2が普通の前立て、残り3分の1が丸型の裾になるというカッティング。

エキセントリックな英国気質?を覚える発想のひとつでしょう。

 

私が学んだ民明書房の書籍によれば、シャツ=肌着の慣習がある当時、長い裾部分は

“下着”の役割を担っていたようです。前後の裾を股の間で結び、その上にズボンを穿くといった感じ。

その後時代が進むにしたがって上と下が分離していった模様。

正統派のトランクスでシャツ生地が多いのは、そういう経緯があってのことだと。

 

 

話がいくらか逸れましたがオフィサーシャツの場合、ボトムスにシャツをインする制服であれば

裾が飛び出てこないよう長くするのは、現代でも色んなジャンルのシャツにある名残り。

 

会話を円滑にする雑ネタ?として、明日の休憩時にでも披露ください。発刊元は伏せて・・

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

 

 

 

 

雑な描画で失礼・・フジトさんらしいデザインを分かりやすく。一枚“ハギ”を入れた袖。

 

 

私なりの見立てですと、↑を差し入れることで運動量が増えるといった機能性向上を

狙ったものではないと思っています。造形的にあったほうが洒落てない?そんな意図のようにも。

 

ただ通常のシャツよりステッチ箇所が多くなることで、ミリタリー風味が強まるのは間違いないかと。

正面からは品行方正な見てくれですが、裏に目をやればミリタリーからの出自が伺える

上手いやり口。男は背中で語る、その好例になりそうな予感です。袖ではありますが・・

 

 

コレクションに連なってきたヘンリーネックシャツやパジャマパンツ、最近ですとハーフスリーブTシャツ

あたりでも、共通点に挙げられそうなディテール。“らしい”アイデアどころとしてご覧ください。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

 

 

 

 

この生地を《刷毛目(ハケメ)》とするのは少々力技ですが、目を細めると私にはそう見えるので。

オリジナルへのリスペクトが見え隠れするテキスタイル。

 

 

RAFのオフィサーシャツ、作られた年代や製造元の違いで何パターンか存在しますが、

強く印象に残っている点で『ブルーのハケメ生地』というのがあります。

 

ブルーというのは通称:《エアフォースブルー》と呼ばれるイギリス空軍の象徴的なカラー。

(当店だとこんなところでもご覧いただけます)

私の見てきた品々ですと、袖を通すには気合がいる?明るめブルーが多かった記憶が。

 

フジトさんではその辺をモダンにアップデート。ユーロワークウェアに多い“スレートブルー”には

否が応でもテンションが上がってしまうわけで。ツボを心得た選択。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト)オフィサーシャツ(ブルーグレー)

 

 

 

 

深く入ったサイドのスリットにより、動きのあるシルエットが楽しめる”が、公式にリリースされている推し文句。

まずは半袖Tシャツの上からさらっと羽織ってみることをお薦めします。

 

 

ビッグシルエットシャツ他で慣れている方は多いと思いますが、そうは言っても後ろ裾で80cm超えは

なかなかのボリューム感。まぁその辺はタックインと併用するようにして、感覚をつかんでいきましょう。

 

オフィサーシャツはビッグシルエットに比べてだいぶ身幅をすっきりしています。重ね着したときの

もたつきが少ないのは、これからやってくる季節だとたいへん好都合な設定。

ぐしゃぐしゃ・シワシワになりやすいシャツ姿、この機会に返上してみてください。

 

 

 

 

ここまでFUJITOの「オフィサーシャツ」をご紹介しました。

 

 

先に投稿していたアーミーシャツやロロさんのビックシャツ同様、通年の平織り薄手生地です。

今すぐ着られるシリーズとしてご覧いただいて宜しいでしょう。

冷房対策・日差しよけで慣らしつつ、ジョジョに本格参戦への移行をお薦めします。

 

アクセスも順調に伸びていることから、皆さんも興味を抱いている模様。

今日の投稿を参考に新作シャツをご覧くださいませ。

 

 

それでは宜しくお願いします。

 

 

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