LOLO “Elbow Patch Shirts”
LOLOの「エルボーパッチ付きシャツ」をご紹介します。
所用ついでに街中パトロールをしたのですが、連休もあって人出多し。
色々イベントが行われていたようです。どうやら《ビアフェス》をやってるようで。
にぎわっている話を聞きました。
お酒を嗜まない自分でも、クラフトビールがブームらしいことは耳に入ってまして、
醸造所の新設記事も目にします。
土地柄ワイナリーが多かったところに、ブルワリーも参入してきてると。なるほど×2。
前述のビアフェスは明日までになるので、ご興味ある方はぜひ。
ほろ酔い族?の方は階段の上り下りにお気を付けください。
それではロロさんの新作=「エルボーパッチ付きシャツ」をお伝えしていきます。
本邦初登場になるコチラ。 普段は定番が圧倒的に多くなる当店ですが、
たまには新しい風が必要だろうということで、今季は2品番ほどNEWカマーをご用意しています。
先行してまずは↑から。
熱心なフォロワーさんなら気付かれそうですが、以前「クルーネックシャツ」をご紹介していまして、
そちらとの共通点をそこかしこでご覧いただけるのかと。いわゆる後継モデルと言えそうな。
推しになるのはネーミングにもあるように、“エルボーパッチ”が挙げられます。
近年のロロさんにおけるヒットデザインと申しましょうか。
ヒジ当てそのものがブームかどうかは存じませんが、各ブランドで差はあれども
意外と見かけることも多いディテール。
私などはジャケットやセーターなどの英国モノで接してきた、馴染み深い身近な存在。
ただその多くは狩猟系の紳士服だったこともあり、ある種の『おじいさん感』(?)を愛でる気質は
コアなファンのみに訴求されます。現代日本に暮らす我々にシリアス過ぎるだろうと。
ミリタリーアイテムの隆盛もあって、エルボーパッチやニーパッチに慣れてきた方も
増えてきています。ロロさんの考えるミリタリーなんて見方が出来るかもしれません。
ミリタリーやワーク風味だけなら、ロングセラーの定番シャツとさして変わらない提案。
新作ならではの試みなら↑も見逃せないポイント。意外性を覚えた“コバステッチ”の導入。
シャツにおけるコバステッチですと、圧倒的にビジネス=ドレスシャツで見かけるワードです。
効果としては縁ギリギリまで攻めることでパッカリング(洗い縮みによるシワシワ)が目立たず、
お上品な印象がキープできる。そういったところでしょう。
コチラのシャツだと生地やボタンの様子から、ドレスシャツに寄せたということはないですが、
それでもレギュラーの面々にはない“小ぎれい”な印象にはつながるはず。
舐めてた相手が実は・・的ナーメテーターにつながるギャップ(?)、
その辺も私好みの推しどころになっているように思います。
ちなみにライトベージュの色合いはコチラの画像をご参照いただくと間違いありません。
3つ目の推しディテールとしては、『前後のカッティングが異なる裾』も挙げときつつ、
前段からの流れを受けての“カツラギ”、こちらのほうをプッシュします。
これも以前の「クルーネックシャツ」で触れておりまして、ラインナップで見かけることも増えた
重要な生地のひとつです。ワークウェア道を往くなら避けては通れません。
『デニムに似た風合い』なんて語られることもありますが、あちらほどの厚みは全く覚えず、
ふっくらやわらかいことのほうが特筆すべき点。
馴染ませ要らずでマイヴィンテージ感を楽しめるんじゃないでしょうか。
一向に秋の気配が深まらないことに弱ってますが(・・切実)、そうは言ってもTeeイチで過ごすことは
なくなります。何かしらの羽織りモノを日々用いています。
コチラのシャツは秋を感じさせる衣替え1発目は当然として、カツラギの特性を活かした
『シャツ以上ジャケット未満』な使い方でも、大いに役立つものだと見ています。
入荷状況が良好になった暁にはコーディネイト画像も増えていくはずですので、
少々お待ちいただけますと何よりです。
LOLOの「エルボーパッチ付きシャツ」をご紹介してきました。
初登場の新作は慣れ親しんだディテールや生地を用いていることもあり、今回コレかよ・・
的な突飛さはないかと思います。
アグレッシブさはないものの気付いたら手にとってしまう安心感こそ、ロロさんの真骨頂かと。
“信頼の置ける日常着”、そんなことを踏まえながらコチラもご覧くださいませ。
それでは宜しくお願いします。