HICOSAKA “Dress Cordura Mesh Cap”
HICOSAKA “Dress Cordura Mesh Cap”
HICOSAKAの「ドレス コーデュラ メッシュキャップ」をご紹介します。
やけに人がやって来るなぁと思ってましたが、3連休だということで何となく納得です。
今朝そのことに気付き、早く言ってくれよ~とひとりごちたのはここだけの話・・
行楽ついでにお越しいただけ感を覚えましたので、引続き明日も宜しくお願いします。
時間が迫っていますので、さっさと本題に入らせていただきます。ヒコサカさんの新作キャップを。
春夏では何かしらをご用意しているヒコサカさんの面々。キャップ+ハットを選んでみました。
そのうちのひとつが↑になりまして、当店では何年か振りになる《フラットバイザー》型が再訪しています。
横文字で言うよりかは平ツバキャップ?のほうが伝わるかもしれません。
後ろ半分はメッシュということで、《トラックキャップ》に分類されるであろうコチラ。
パッと見はよくあるアメカジ系と思わせつつ、素材の選別・配置の仕方で毎度感心させられます。
まずその1が↑。前半分に当たる生地が“ウール100%のギャバジン”というのが秀逸。
世の量産品は9割9分ポリエステルですから、明らかにヴィジュアルと風合いに差が出ます。
この前半分+ツバ部分は薄~くクッション的なモノを挟んでもいますので、ふっくらボリューム感もアップ。
よそさんではあまり見かけないやり方なのかと。
ぺこぺこ&ふにゃふにゃ(?)な土産物的トラックキャップとは正反対の、
硬さのある質感は型崩れを予防する効果も高いとにらんでいます。
ちなみに商品名の“ドレス”というのは、↑がスーツ生地ということなんだと思いますが。
ピスネームで説明が済んでしまうところですが、ノータッチという訳にはいきませんので。
《コーデュラナイロン》を使ったメッシュ生地。推しディテールのその2。
昨今のキャンプ・アウトドアブームが各ジャンルに派生していまして、皆さんもどこかしらで
コーデュラさんのお世話になっているんじゃないでしょうか?
当店もバッグを皮切りに、ソックスやTシャツまで拡大。今回で帽子まで網羅することが叶いました。
↑ココもスルーできない推しどころ。その3。
裏地にラッセル生地をわざわざ持ってくる。“ダブルレイヤー”仕様と言って良いかもしれません。
硬質なコーデュラナイロンが直に触れないための配慮。メッシュが与える透け感をシャットアウト。
身近なところだと『カーテンとレース』の関係でしょうか?多分違うけどパッと思いついたもので。
緩衝材の役目としてラッセルが挟まると、頭部にぴったり密着しずらくなることもあり、
キャップが似合わない的コンプレックスが弱まる気がしたのは、被ってみた私なりのレビューです。
その他ですとセンターシーム(前頭の中心線の縫い目)&天ボタン(頭上の丸いヤツ)がないのも、
ヤングなストリート感?を薄める推しポイントなんですが、??な方も多そうなのでご興味ある方のみに
お伝えさせていただきます。見れば見るほど奥が深いので。
HICOSAKAの「ドレス コーデュラ メッシュキャップ」をお送りしてきました。
ロゴやらエンブレムが堂々と刺繍されてないこともあり、物足りなく思う方がいるかもしれません。
(それでも横脇にコーデュラがどっしり控えてはいますが)
主張がないということは適応力がある=組み合わせの幅が広がるというのが、今回の見立て。
平ツバキャップに興味があっても気恥ずかしさが先行していた方には、
こちらをエントリーモデルとしてみるのはいかがでしょうか。ぜひお試しになってみてください。
宜しくお願いします。