comm. arch. “Wool Cotton Hooded Coat”
comm. arch. “Wool Cotton Hooded Coat”
comm. arch.の「ウールコットン フーデッドコート」をご紹介します。
見慣れない警告灯が点滅するだけで、かなりドキドキしてしまうものです。帰り道の運転中でのこと。
お察しの通り昨夜から悪天候に見舞われまして、一時は部屋のガラス窓がきしむくらいの吹雪。
帰るときには落ち着いてましたが、道路は凍結でツルツル。慎重な運転を心がけます。
で停車後の発進直後、チカチカ赤く灯る何かの表示。心臓に悪いワーニングですよ、ったく・・
気になって確認してみると「スリップ表示灯」ではなかろうかと。
一瞬ハンドルを取られたように思うので、多分それが該当するようです。冬道怖し。。
自分は警告灯や突然のアラーム音の発生に、存外強い驚きを示す小心者。
数年ごとにやってくる歩行時のコントみたいなコケかた?も含め、
万全な備えは心がけていきたいと思います。
about “Wool Cotton Hooded Coat” (ブランドサイトより)
それではコムアーチさんの話題作=フーデッドコートを。
日増しにご覧いただいている方が増加中のコチラ。
覚えている限りですと昨年デビューを飾ったシリーズで、たいへんご好評だったと聞いています。
便乗ですが何か?と開き直りまして、当店もご用意させていただく運びになりました。
と私の意気込みがフェイクでない旨は、ブランドさんのブログページでも確認いただけます。
↑デザイナーご自身のコメントで、商品の理解を深めてみてください。
コムアーチさんならではの特徴と言えば、『提案性のある生地×気の利いたディテール』が
挙げられるはずですが、こちらのコートもそのあたりをしっかり受け継いだスタイル。
デザイン偏重にはせず“質の良さ”で気持ちを高ぶらせる、そこは不変の哲学めいたもの。
ディテールについてはおおむね商品ページでカバーできているかと思います。
ミリタリー風味なフード~首回りに大ぶりなダブルポケットの存在。ボアの裏地にもその傾向が。
と言いつつ無骨な体ではなくスマートでスタイリッシュに見えるのは、ボタンが露出してない
《比翼仕立て》であったりギリギリの端まで攻めた《コバステッチ》であったり・・
“テーラード製品に通じる繊細さ”、そういった気配を感じていただけるのではないでしょうか。
おすまし顔なコートと思わせつつ、裏ではゴリゴリの寒冷地仕様というギャップ。
例えればアイドルなのにイタリアン・プログレの造詣が深い(?)的な。そんな人聞いたことないですが・・
的を得ていない例えはさておき、上から下までの総ボアはまだしも、袖裏キルティングまで追加した
ハードコアな仕様は、防寒の備えとしては相当配慮されているものだと思います。
ウール系コートだとキュプラやコットンの裏地1枚なんてのが多い中、万全な対策を施したスペック。
であっても着ぶくれした見た目にならず、すっきりとしたヴィジュアルをキープできた点に、
評価の高さをうなづけるはずです。
フードが身頃からの地続きでなく、スタンドカラーとの分離構造なのは着まわし方にもメリットが。
ネックウォーマー&マフラーの納まりの良さにつながります。
アウターは襟元の第一ボタンまで留めるマン?な私ですが、冬場はそんなことを忘れます。
とにかく首から鼻までは何かで覆っていることがほとんど。
ただ巻き物の厚みや長さによっては、防寒や見た目に悪影響が出ているような。
↑や冒頭のバナーで全閉め~全開け~ボタン2つ開けに取り組みました。
皆さん各自のお好みで、ベストポジションを探ってみてください。
comm. arch.の「ウールコットン フーデッドコート」、いかがでしたでしょうか。
コムアーチさんのコート、確か2年前ほどからリリースされ始めた記憶がありまして、
先行のステンカラーに続くレイトモデルがこちらのフードコートだったかと。
初回版のノウハウや改善点を受けたこともあり、素材とデザイン双方で喜んでいただけていることを
耳にしています。
皆さんそれぞれのお好みは別にして、フードにダブルポケット+“必殺の裏地”といった
小気味良いディテールが加わっている分、私的には強くお買い得感すら覚えます。
その評判を確かめる意で、ぜひ袖を通してもらえますと幸いです。
それでは宜しくお願いします。