HICOSAKA “VENTILATION BUCKET HAT”
HICOSAKA “VENTILATION BUCKET HAT”
HICOSAKAの「ベンチレーション バケットハット」をご紹介します。
来週の平日ですがちょっとした所用を済ませる必要から、11時の開店に間に合わないことが
ありそうです。お昼までには必ず戻って来るはずですので、ぼんやりと覚えておいていただけると幸いです。
なぜこんなことを書くかと言いますと、シャッターを上げると同時に来店していただける方が
結構いるもんだというのに気付きます。(ちなみに私の所にシャッターはなし。例えです)
店長、何言ってるんですか?という話ですが、午前中を撮影タイムに当てていることが多く、
だらだらと作業に没頭して気付いたらこんな時間・・が常態化。
予期せぬ来店があるとビックリ、そしてアタフタとうろたえるのも常態化・・
まず準備しとけよっていう話です。その都度反省。
冒頭に戻りますと外出で不在する際は店先に貼り紙しときますんで、
いなかったら小一時間ほど市内観光いただけますでしょうか?
近くの「たけしや」さんで腹ごしらえするのも良いかもしれません。
最近の投稿、『おなじみのロングセラー!』とか『名作ふたたび!』という
勢いだけで推し切る(?)品々の連投が続いていました・・ここらで待望のニューカマーに登場願います。
ヒコサカさんの“バケットハット”。
近年のヘッドウェア業界におきまして、一大トレンドと目されているのがこの手だと
ご存知の方も多いのでは?キャンプに端を発するアウトドアからの流れといったところでしょう。
キャップと等しく気軽にかぶれつつ、畳んだり丸めたりが可なので仕舞いやすい。
たいていのモノは濡れてもすぐ乾く仕様ですので、衛生面でも優れています。
ヒコサカさんのほうでもその時流を受けまして、コレクションでの提案が増加。
今回選んだのが↑という経緯です。
で話しは全く変わるのですが、こういうヒョイっとかぶる?帽子で思い出したのが
例の名探偵。ホームズやコナンじゃなくて金田一。我々だとコージ世代なんでしょうか?
再放送の「犬神家の一族」で何度寝られなくなったことか・・
そのトラウマの元になったのはもちろん“スケキヨ”(敬称略)ですが、何年か前に界隈を驚愕させた
あの話題を思い出しました(もう削除されてますが)。ご興味ある方は現地までお連れしますよ。
服飾ブログに話を戻すとして・・“ベンチレーション=換気”にフォーカスを当てたバケットハット。
空気がこもって蒸れにつながる要素を排除していった結果のデザイン、ご覧いただけるのかと。
スリット4ヶ所に左右の鳩目で蒸れを逃して快適に。
機能性を求めつつ上手いことデザイン性の高さに昇華した、ヒコサカさんらしい目の付け所に
なっているかと思います。
表面だけに留まらないのもヒコサカさんならではの視点。“スベリ”と呼ばれる縁・外周部分にもひと手間を。
ゴムテープを加えて隙間を設けている↑のをご覧いただけるでしょうか?
所謂《HICOシステム》のアレンジ、追加デザインということにはなるのですが、
隙間を生み出したことでの換気力アップはもちろん、着用時のフィット性向上も兼ねている、
非常に好感を覚える工夫がなされています。
かぶった時にふわふわ・グラグラさせず、なおかつ空気の通りを確保して涼しさをキープさせる。
こちらのディテールも要注目でしょう。
既にブラックがないのであれですが、どちらにも共通するのは“シアサッカー”生地ということ。
春夏には欠かせない波打つ様子が特徴になるサッカー地で、ますます清涼感アップ。
汗ばんだ帽子は洗濯に頭を悩ませますが、↑の素材は手洗い可なのもうれしい限り。
バシャバシャと洗って吊るしておけばたいして時間も掛からず乾きますので、
衛生的で快適なハットライフを手に入れられそうな気がします。
HICOSAKAの「ベンチレーション バケットハット」を見てきました。
気温の上昇や日差しの強さが出てきますと、この辺のアイテムは欠かせなくなってきます。
それがメッシュキャップやストローハットあたりがこれまでの相場でしたが、
ここ数年で勢力を拡大しているのが今回のようなバケットハットの類い。
サッとかぶれてチャチャっと形をアレンジ(ツバ先にワイヤーを入れてあるのも◎)すれば
大抵さまになる提案だと思います。ご自身なりの最適な形を試してみてください。
それでは宜しくお願いします。