FUJITO “Jungle Fatigue Jacket”
FUJITO “Jungle Fatigue Jacket”
FUJITOの「ジャングルファティーグ ジャケット」をご紹介します。
「25年ぶりの再会」
こう書きますと、『我々スタッフが一生懸命探しました』的感動巨編(?)が始まりそうですが、
残念ながら涙は流れません。再会したのは“銀行口座”でした。
窓口で別件の手続きを進めていた中、同じ名前で別口座があることを指摘されます。
身に覚えがないよ、はて??全く思い出せません。
『成増支店での開設で登録住所は〇〇区〇〇町』
口頭でアパート名まで思い出しながら伝えることになります。上京しての初口座、まさかの再会。
こんなところで休眠口座に遭遇するとは・・まだ富士銀行の単独時代の頃じゃないでしょうか?
開設していた記憶が全く取り戻せない中、解約の手続きを進めてもらいます。
あぁ~これで成増とのつながり無くなったか・・とノスタルジーに浸っていると、
お待たせしましたの声。差し出されたトレーには銅貨1枚のみ・・
25年間、ご迷惑をお掛けして恐縮です・・心の中でお詫びしながら銀行を後にしました。
結局10円だけの口座が発掘されるという話でしたが、その後同じ銀行での別支店が
今に続くメインバンクなので、なんだか不思議なものを感じます。
池袋で何が起きたのか?某家電店の経理部門しか詳細は分からないかもしれない・・
いささか前説が長くなりましたので、とっとと本題を進めていきます。
フジトさんの名作=「ジャングルファティーグ ジャケット」について。
ブランドのフォロワーさんでいらっしゃれば、ラインナップに欠かせないジャケットということで
お馴染みになる定番アイテム。今季も無事ご用意しています。
当店もデビューシーズンからオーダーし続けているはずなので、
それなりに積もり積もった『ジャングルファティーグって?』の投稿が↑になります。
ヒットアイテムの輝かしい歴史を振り返ってみてください。
ご好評なアイテムが半年ごとにコロコロ変わるなんてことはございません。
ディテールやサイズ感が評判な訳ですから、そこんところはブレずにお願いしたい。
安心・安全・安定のお品ということで今回もご覧いただけます。
それでもシーズンごとに生地に関してはアップデートが図られまして、
今回は質・量ともに重みを覚える「ヘビーツイル」生地にてお目見え。
ブラックを選んでみたのは、私としては意外と珍しい選択になります。
↑でご覧いただけるように充分製品洗いを施したことから、所々白ちゃけたアタリや
生地のやわらかさが表れている、良い塩梅でのエイジング感が見事です。
スタイリング例といったものは、既出のページでご確認いただくとしまして、
身体に占める面積の大きいトップスでオリーブを選ばなかったあたり、
着こなしでは好都合だと思われる方も多いのかと。
ブラックだからこそお気に入りのインナー・ボトムスにオリーブ/カーキを
組み合わせられる訳ですから、ある種当然のアプローチです。
町を往く軍人(?)感を華麗に回避できること請け合い、それが↑だと思うのですが。
既にご賛同いただけた方の下へ旅立ったサイズもあり、今季も良い評判を実感しています。
個人的に思うジャングルファティーグの魅力は、《ハンドウォーマー仕様の腰ポケット》と
《背面のウエストベルト》が加わったことで倍増されているように思っていますが、
皆さんには偏った見方(?)は不要です。
素直にポケットを愛でる、そんなところから興味を持っていただけるとうれしい限り。
軍モノ界のマスターピースに敬意を表しつつ、FUJITOの考える生地や縫製・パターンで
製作された、“らしい”1着に挙げられるジャングルファティーグジャケット。
改めてご覧くださいませ。
宜しくお願いします。