New Brand “Aiguille”
新しいブランド、「Aiguille(アイグーリー)」をご紹介します。
野生動物との戯れ。本日のゲスト?はスズメでした。
戯れなんて言いますと軒先に止まっている鳥を愛でる、ほのぼのとした交流感がありますが
全くそんなことはありません。なんせスズメが店内でブンブン飛び回っている・・
おぉー、おぉ?!若干の小パニックに陥ります。
とりあえず窓を開けて待機。羽音がしなくなったので、無事逃亡してくれたようです。
しかし1階から迷い込んで3階の室内に到達とは。。
なんでヒトいんのよ?とスズメもパニクっていたので、お互い様といったところでしょうか?
こういった遭遇、過去にも経験がありまして、それはネコでした。
路面店だった当時、開けっ放しのドアから音もなく侵入。カウンター下に身を潜めます。
席を外していて気付いていない私、イスに腰掛けた瞬間に小動物が動きだすものですから
ビックリを超えた阿鼻叫喚。ウェー、ウエエエエ!!暗がりで大パニックに・・
あれは怖かったです。。
過去ついでに言うと見知らぬイヌ(?)というのもあるのですが、それはいつかの機会に。
それでは気を取り直してAiguille(アイグーリー)を見ていきます。
初めての取り扱いになりますので、当店曰く『謎ブランド』枠になるのかもしれません。
ただその謎指数(?)がグッと低めなほうかと。(であってほしい)
不定期ながら大手さん~個店さんで取扱いがあるので、どこそこでご覧になったことが
あるなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の場合某シップスさんの時には触れていたので、だいぶ前から知見を得ていました。
『イギリスの手頃なアウトドアバッグ』、初対面はそんな感じだったかと。
薄い記憶を辿ると、確かシャプリエのリュック(エルベシャプリエのデイパック)が大人の事情で
扱えなくなり、それに代わる位置づけで見付けてきた話だったような?
当初はそんな感じでの国内スタートだったかと思います。
ブランドの概略はカテゴリーページに譲るとして、最初はアイグーリーとはすらすら
読めなかった記憶も。
フランスの山から取られた名前なのでエギーユとしていたり、エイグウィールと呼んで
いるケースもあるようです。ここでは浸透している多数派で確定させておきましょう。
話しの流れからすれば初登場はリュックなんでしょうが、その時の気分はコチラでした。
まずはボディバッグからということで。
イギリスで言うところの《Bum Bag》=“ウエストポーチ”向けになる、「コンターバッグ」。
アイグーリーでのトップセラーに君臨する、ブランド内での大ヒット作になります。
薄くて軽いナイロン生地ではあるものの、レス イズ モア的過剰な装飾のない
シンプルなヴィジュアル&機能で、分別のある大人の方に喜んでいただけているのかと。
アウトドアブランドにありがちなハデ色・デカロゴ・メカメカしさ(?)が
全面に出過ぎないよう、黒一択にしたのも良い塩梅だと思います。
サコッシュバッグと形状は異なりますが、使い方としてはほぼ同義。
ウエストに巻けるだけコチラのほうが助かるとのこと。
抱っこ紐?代わりでもENGLAND製にこだわる方がそうおっしゃってました。
個人的には断然コチラが推し。
「マルスピウムバッグ」はより肩掛けを意識して、ヴァージョンアップを果たしたモデル。
マルスピウムは携帯用の小型カバンを指す言意もあるようです。
コンターバッグと比べてディテール・容量に差を設けています。
ストラップ周りの違いは歴然で、スピードの出る2輪車に乗っている方なら
自転車・バイクに限らずコチラが良いのではないでしょうか?
脇ストラップでサイズを圧縮できるのは、まさにそういった搭乗者に向けてですので。
イメージしているご利用場面によって違うとは思いますが、サコッシュと役割がカブる
ウエストポーチより、ポーチ的な使い方もカバーできるマルスピウムのほうが私はありがたい。
この辺は用途・お好みからの悩みどころにしてみてください。
それぞれの商品ページで、本体画像や着画を掲載していますのでご参考までに。
一点だけマイ フェイバリットな↑補足を。
《National Molding》のバックル、あまり日本だと流通していないものになるのですが、
欧米ではトップシェアを誇る総合メーカーさん。自動車関連から医療分野、資材関係にいたるまで
プラスチック製品なら何でもござれなところです。
バックル関連だと米軍を含めたミリタリー仕様から、防犯・警備のセキュリティ方面もカバー。
あと某アークテリックスでも使っているようなので、アウトドアギアでも多く用いられているとか。
私が感心したのはこのバックルの“装着音”で、一段低い(鈍い)音が往年のレトロスポーツものに
通じる印象を受けました。
こういう変態的?関心の寄せ方は別として、こまかなパーツから読み取れるイギリス感も
魅力ということでお伝えしておきます。
NEWブランドになる「Aiguille(アイグーリー)」をお届けしてきました。
最新のアウトドア製品から一歩引いたような立ち位置は、レトロとかクラシックさが
大きな魅力という見立ては間違いありません。
ただノスタルジック一辺倒に陥らないよう、製品自体はアップデートしていますので
当時を知る知らないに関わらず、新鮮さを持ってご覧いただけるんじゃないかと。
5minutesでもようやく叶ったENGLANDモノの仲間入り、期待の存在として
ぜひお目通しください。
それでは宜しくお願いします。