suolo “BARLEY”
suoloの「BARLEY」をご紹介します。
今季は型・色数ともに増やしましたので、投稿ネタに困ることはありません。おそらく。
ここ何回かのブログではバッグ成分がありませんでしたので、本日は予定を変更して↑を
お送りしていきます。
ところでどなたか『縄跳び』の在り処をご存知ないでしょうか?
自分で仕舞っておいて人さまに尋ねるなんて、迷惑野郎なのは承知の上であえて問います。
何かヒントが欲しいものでして・・
代替になるロープは先日見たのですが、園芸用やテント用を振り回して良いものかどうか・・?
ブツの捜索で休日が終わらないようにしたいものです。
それでは本題に入りまして、今季からデビューしました「BARLEY」を。
スオーロさんと言えば“道具としてのバッグ”をコンセプトに掲げていますので、
比較的テクニカル=フォルムやディテールに主張ありな面々が揃っています。
自分もそれが気に入って愛用しているのですが、こんな声もあった模様です。
『トートバッグってないんですか?』
地味なひと言でしたが想像以上のボディブロー。完全に盲点だったとか。
確かにショルダーやリュックのバリエーション増でラインナップは拡充していますが、
斜め掛け・背負い系に偏っていたのは否めません。
そこで新機軸になるよう投入されたのがBARLEY/バーリー。
コレ、我々の間では相当刺さるモノでした。
見てくれ自体は幅や深さの違いはあれどもオーセンティックなそれ。
側面に設けたポケットにレザーのトリミング(縁取り)が目に飛び込む程度です。
ただそいつが“ゲームバッグ”を出自にしてるとなると話は別。
私などはその辺りにピンと来たり胸躍らせられたりするわけでして。
ゲームバッグはもともとハンティングやフィッシングで用いられた大英帝国生まれのモノですが、
我々世代からするとそいつはブ〇ディ以外の選択肢がないよう教育されています。
(自分が使っていたのはチャッ〇マンだったのは置いといて)
その辺りに全国のバイヤーさんが反応してしまうのも妙に納得しましたが、
まんまオマージュやトレースでないスオーロさんらしい試みもいくつかなされています。
新しい取り組みになったのが“ミリタリージュート”というファブリック。
先行のCROP2&IBEXで用いられているキャンバスに続く、ミリタリーフレーバーの第2弾。
ジュートの袋なんて聞くと条件反射的に『コーヒー豆が入っているアレ』を連想しますが、
目の粗さと毛羽が目立ついかにも運搬用資材といった風体が特徴です。
ただエコやナチュラルだと思ってリメイクバッグを使ってみると、編み目が緩んで形が崩れまくるし
肌に当たってかゆい。硬い繊維でお高いニットに立ち直れないダメージを受けた記憶もある・・
スオーロさんが製作した生地は↑でご覧いただける限り、コットンを使ったツイル生地を思わせる
目が詰まったもので、隙間&毛羽ゼロのジュート臭のないハイブリッドさが肝です。
これまでの懸念を払拭した、好感しか覚えない生地が生まれました。
私が抱いた好印象はよそさんでも同様だった模様で、当初春夏でのお試し企画の予定が
年間定番生地への昇格が叶ったとか。
今後のラインナップの広がりも期待していきましょう。
身体に占めるサイズなどは各ページに載っけていますので、ひとつご参考ください。
間仕切り無しのメインコンパートメント+サイドポケットが収納スペースになります。
スマホやカギ・ICカードなどはサイドポケット向けなんでしょうし、収まりきらないようであれば
別途ポーチやドキュメントケースをご用意の上、メインのほうも有効活用していきましょう。
汚れた・濡れたなんてことであれば、気兼ねなくガンガン洗っていただく限りで良し。
ベージュであればレザー部分が経年で濃色に変わるのも、デニムの革パッチに通じる
エイジングとして楽しんでもらえるはずです。
スオーロさんの新機軸になるトートバッグ=「BARLEY」。
今までなかったのが不思議なくらい、ラインナップに納まっても違和感を覚えないのは
私の思い入れだけでない気がしますが如何ほどに。
皆さんにも興味を持っていただけますと何よりです。
ミリタリーと銘打ったキャンバスにジュート生地ですが、言葉から来るハードさや男くささは
皆無で、型数の充実ぶりも手伝いどれもすんなり取り入れやすいんじゃないかと思います。
持ち運ぶ荷物や普段の格好と相談しながら、お気に入りを見つけてみてください。
宜しくお願いします。