HICOSAKA “FATIGUE 8PANEL DRAPING CAP”
HICOSAKA “FATIGUE 8PANEL DRAPING CAP”
HICOSAKAの「ファティーグ 8パネル ドレーピングキャップ」をご紹介します。
さすがにこのご時勢、遠出せずにおとなしく留まっていたほうが賢明ですので、
この機会に普段できていないことをやるようにしました。今後のための投資だと思って。
開いていたことに驚いた図書館で本を借りることはできたので、
これに映画でも追加してSF三昧?に明け暮れてみようかと。
語学とか経営とか自己啓発のほうが有意義なんでしょうが、どうもハードルが高くて・・
普段できないついでに言うと前から興味があった「Web会議」、色々と比較検討中。
無用の長物だった内蔵カメラ、ようやく日の目を浴びることになりそうです。
HICOSAKA “SOUVENIR 8PANEL DRAPING CAP”
デビューから3年目を迎えましたヘッドウェアブランドのヒコサカさん。
皆さん間で少しでも認められていればと思います。
そのヒコサカさんでの専売特許になるのが“ドレーピング(立体裁断)”というアイデア。
↑のバナーが初登場時のものですが、バイザー(ツバ)とクラウン(本体)の『継ぎ目がない』、
このディテールを持つモデルがそれに当たるわけでして。
ブランドのアイコンになるデザインですので、ここは理解を深めていただくポイントになります。
おなじみの展開で恐縮ですが、↑のバナーからをリンクを辿ってみてください。
抜群のフィット感を誇るクラシックな8枚ハギのキャップ。今季は“ファティーグ”素材にてアップデート。
聞き慣れない言葉かもしれないファティーグ、↑で一目瞭然ですね。
いわゆるミリタリーライクの品々な捉え方で良いのかと。
目を惹くのはやはり左前方だと思います。“ミルスペック”を彷彿させるプリント、これに尽きるでしょう。
ステンシル自体は世間で見かけるミリタリーフォントではありませんので、
間近でご覧いただく限りではマッチョというかエグみは覚えないように思います。
比較的スマートな文字の並びではないでしょうか。
このプリントから察するに、おそらく“エイジング”を見越した仕様のはずです。
洗うことで少しづつプリントがはがれる効果を狙った加工と見て取れます。
キャップでは案外めずらしいほうになる『綿100』な生地だけに、日焼けや洗濯での
色抜けや色あせで自然なダメージらしさを育成。それに伴いプリントが欠落していくアイデア。
キャップの洗いどき、そもそも家でガンガン洗えるものなの?という疑問、
少なからず抱いたことのある方からすれば、この辺への配慮はうれしい限り。
バシャバシャ洗って自然乾燥。ご自身なりの“ヴィンテージ”を目指していきましょう。
ネイビーも“海軍”感があって最高ですね。私だけが萌えるポイントかもしれませんが・・
プリント以外での惹きだと↑も該当してきます。『2枚のパネルだけがメッシュ』になる切り替え。
ヒコサカさんらしさを覚えるテクニックはこういうところなはずです。
ありきたりなトラッカーキャップだとこういうわけには行きませんから。
控えめなギャップにユニークさやオリジナリティを与えてくれているのは間違いありません。
標準装備になる『HICOシステム』も、当然オリジナリティに貢献する大切なディテール。
よそさんにはないひと手間が、アイテム全体の魅力を引き立たせてくれます。
ブラックだと安直にモードっぽさにつなげる向きもありますが、こちとらファティーグ生地。
私なんかからすると軍モノでの黒・後染め風に落ち着くことを期待してしまいます。
ともあれ初見ならミリタリー感は薄そうですので、迷ったらブラックも良い判断です。
ご紹介してきましたHICOSAKAの「ファティーグ 8パネル ドレーピングキャップ」。
今回もヒコサカさん独自の形に工夫を凝らしたファブリックとのコンビで、
良い感想を頂けていたことをオーダー前に耳にしました。
複雑系?なヴィジュアルでないあたり、ブランドの雰囲気を知るには最適だと思います。
スタイリングのアクセントや締め的な役割でキャップを愛用する方も多いでしょうし、
日焼け対策な意図で必須なアイテムにされている方もいることでしょう。
両者の希望を良い具合で叶えてくれるであろう、こちらのファティーグキャップ。
ぜひ手にとってその評判の程を確かめてください。
宜しくお願いします。