FLISTFIA “Zip Up Blazer”
FLISTFIAの「ジップアップ ブレザー」をご紹介します。
最近のショックな出来事=コンタクト洗浄液の消費期限切れ。
2017・・・今年って確か2018年だよね?もうひと月チョイで2019年になろうとしています・・
そもそも消費期限があること自体、その際に知ったぐらいの無頓着ぶりです。
だいたいスポーツor散髪時にしか使ってないコンタクト。ひと月で5回も怪しいところ。
よってコレ1本でOKな洗浄液ですら使い切るのは数年単位。
もうほとんどご自宅の「粉山椒」と同レベルかと。使い切れない調味料あるある(?)。
コンタクト本体にいたっては・・だいぶ長く使っている気がしますので、
日々酷使している眼、もう少し労わってあげるべきでしょう。早速今月のToDoリスト入り。
月内→年内→年度内にならないよう、早めに行ってきたいものです・・
メインどころになるブランドさんもそれなりにある当店。
季節ごとにコレクションが発表されるわけでして、その時々で“顔”になるアイテムは
なるべくご用意するようには心がけています。
特に今シーズンは「ボア」が注目ということで、この辺りのコートなんかも該当するわけですが、
これまでの裏地的な使い方以外にも多用されているのは間違いないところかと。
その流れで届いたジップアップブレザー。
FLISITFIAさんの自信作ということで来期以降もラインナップされた“ライダースジャケット”、
少し細かく見ていきます。
ライダースジャケットと言えばレザーのそれをイメージされるように、
男女問わず話題には上るアイテムかと思います。
『マスト』なんていう枕言葉が付きやすい(女子メディアだとことさら)モノかも知れません。
とは言っても私もレザージャケットには縁遠く、画一的になりやすいハードなイメージから
どうも距離を置いているのは事実。
好きなバンド=クラッシュ&映画=フルメタルジャケット(?)という先輩が思い出されます・・
そういう嗜好・お値段ともにハードなモノではなく、デザインやディテールから
雰囲気だけを感じさせつつ、より扱いやすい着心地や生地でリリースされたであろう↑。
定番として認められているジャケットカーディガンをベースに、
“斜めに走らせたジッパー”と“サイドポケット”でバランスを整えています。
『ジャケットの着用感をブルゾン型で楽しむ』、そのような見立てで間違いないはずです。
ふかふかのパイルボアは、肌触りやヴィジュアルともに暖かさを覚えて頂けます。
でコレがベージュやグレーでなくブラックなのがミソでして、
ライダースジャケットらしいソリッドさは残しつつ、実はもこもこしているというギャップに
つながっているのは、皆さんも感じて頂けるのではないかと。
有史以来人類が直面してきたギャップ萌え(?)、今回はこんなところにありました。
冗談はさておき、FLISTFIAではおなじみのWALDES製ダブルジップは、
光沢のないツヤなしモデルですし、折り返す・折り返さないに関わらず
上から下まで裏地(裏前立ての仕様)を縫製してあることで
襟と身頃の補形にもつなげてあるのは、これまでのノウハウを反映したものでしょう。
ボアとの相性やデザインとの関係性を踏まえた提案、そのヴィジュアルからでも
推し量れるはずです。
先に襟を折り返した着画を出してしまいましたが、基本スタイルとしては↑になりそうです。
ブランドさんが推奨しているスタイリング。
『ジップを閉めて・襟を立てて・ボタンは留めないバランス』
が一番良いと、頂いている資料に書いてありました。実際私もそう思います。
ただこれが絶対というわけでなく、気候やインナー次第で開け方・閉め方は
かなり変わってくるかと。例えばパーカの上から羽織る際は全開け必至といった具合に。
今後のアレンジ動向?、気長にお待ちくださいませ。
開けたら開けたで真っ直ぐだと錯覚してしまう、ジッパーの付け所も良いですし、
襟が外に広がらない=生地がダレない(伸びない)工夫も絶妙だと思います。
いつか更新されるであろうコーディネイトページで、改めてその辺りの補足も。
お送りしてきましたFLISTFIAの「ジップアップ ブレザー」、いかがでしたか。
ブレザーとお尻に名付けてあるように、ジャケットの着心地やサイズ感を残しつつ、
ライダースのスペックをほんのり入れて、ブルゾンとして気兼ねなく使ってもらいたいのが
ブランド・私双方からの希望だったりします。
ライダースジャケットに感じ続けたロンドンパンクな呪縛(?)、ようやく解放されるであろう
良品に出会えた気がします。心当たりのある方はぜひご覧ください。
それでは宜しくお願いします。