New Brand “nisica”
新しいブランド、「nisica(ニシカ)」をご紹介します。
前回の投稿で第一陣入荷を報じていたかと思います、(8月はまめな投稿にならず恐縮です・・)
新しく仲間入りすることになったnisica。
ご存知の方から初見で興味をお持ちいただけた方まで、アップ以来まずまずの手応え◎。
得体の知れないインポートブランドにはない安心感(?)、
これこそ品行方正なセレクトショップのあるべき姿、一瞬だけですがそんなことを思います。
季節感が飛躍し過ぎていないアイテムのご紹介ですとシャツのような気がしますので、
内容重複は気にせずお送りしていきましょう。
とその前に簡単な、本当に簡単なプロフィールを少し。
きっちりまとめられた説明が存在しないため(・・)、私のほうで↑要約させてもらいました。
おおむねこのような捉え方で間違いないかと思います。
今年で17年目を迎える(確か)とあり、中堅ブランドとして認められていますnisica。
私もだいぶ前からブランドは存じ上げてまして、先方さんからお話しを頂いてましたが
ここまで来るのに結構時間が掛かったかと(移転前には話があったような?)。
機が熟すのを待っていた、そんな感じです。
これが実りの秋になるかは、今後の皆さんのフォロー状況に依りますので、
啓蒙につながるよう私も熱心にアプローチしていきたいなと思っています。
『カタチより雰囲気』とは言っても、定評のあるラインナップがあってこそのニュアンス。
ということで栄えある第1回目は、いくつかあるアイコンのひとつ=ボタンダウンシャツから。
“オックスフォードのB.Dシャツ”は皆さんも数枚はお持ちでしょうし、
数多あるブランドさんでも欠かせないラインナップなのは推して知るべしなくらい、
スタンダードなアイテムとして定着しています。
nisicaさんでもブランド立ち上げ時から用意されているはずですが(おそらく)、
ココでしか見られないデザイン=アイデアが↑のところかと。
“比翼+裏前立て(フライ+フレンチフロント)”のコンビネーション
アイキャッチにつながる推しのディテール。
全部覆うんじゃなくて、上2つは普通のフレンチフロントな仕様。
なんですが“くるみボタン”にすることで、シリアスじゃないマイルドな印象に。
オックスのB.Dシャツが感じさせる、ある種の生真面目さ&ノーマルさが
これだけで様変わりしてしまうのは、パッと見共感頂けるんじゃないかと思います。
あとミソなのは第一ボタンのスタート位置でしょうか?
襟腰からじゃなく身頃からスタート。
↑白シャツの画像での『全閉め』であっても、いくらか首周りに余裕が生まれますし、
開けたら開けたらで“比翼B.Dシャツ”としてのデザインも楽しめる。
思い付きそうで案外浮かばない、ユニークな着眼点なはずです。
個人的には比翼先端のラウンド(丸カーブ)と胸ポケット下のラウンドに、
造形的な面白さがあるとにらんでますが、そんなのにはどーでもよいでしょう(・・)
『ノーマルなB.Dシャツにはないギミック』
その部分への注視にてお願いします。
まだまだ酷暑続きのようですから(・・)、しばらく比翼B.Dシャツで良いでしょうね。
あるいは全開け=ハオリからスタートでも良いでしょう。
サイズの感じなどは↑が参考になるかと。
「2はSサイズ」、こちらのB.Dシャツに関してはその線で間違いありません。
リリース当時から変更ないはずですので、昨今のビッグシルエット勢にはないコンパクトさ。
定番だからこそのブレない提案、安心感を覚えるブランドの姿勢。
まぁ私からしますとブカブカした着こなし、「デヴィッド・バーン」フォロワーなら
慣れ親しみすぎて抵抗ありませんが、一般的にはシュールを通り越してコント?感を
覚えるものかもしれません。。
そういう意味でのブレなさ=時流に左右されてないのは魅力的なはずです。
ささっとお送りしていきましたnisicaのボタンダウンシャツ、いかがでしたでしょうか。
『ロングセラー(ベストセラー)から用意していく』ことを、10年かけてようやく学んだ中(・・)、
まずはココからということでご用意させて頂きました。
その他の推しディテールや、着こなし方のひと工夫といった情報は、
今後の追加インフォメーションをお待ち頂ければと思います。
“等身大の日常着”、このボタンダウンシャツからお楽しみくださいませ。
宜しくお願いします。