EEL(イール)E-EARL ジャケット

2009.11.09 / アイテム

 

 

 

 

EEL(イール)E-EARL ジャケット、評判が良いようです。

 

 

 

5minutesでジャケットというと、LE LABOUREURと言った

カバーオールタイプのイメージかも知れませんが、

テーラード風な雰囲気を持つタイプは初めてだと思います。

 

 

カチッとしたジャケットの類いに触手が伸びないのは、

今の気分と言ってしまえばそれまでですが、

僕自身がスーツ畑に携わっていたので、

どうも考え方が偏ってしまっているところがあります。

 

触れば分かるような大そうなことは言えませんが、

それでも一応良し悪しぐらいは分かるつもりでいるので、

どうもカジュアルブランドさんのものには

合点がいかないと言うかなんと言うか...

 

 

 

それは置いといてですね、こちらのE-EARL ジャケット

 

 

一見するとクラシックノリのテーラードジャケットっぽく見えますが、

誤解を恐れずに言えば「ニットジャケット」です。

 

ジャケット風に見えるニット=セーターみたいな。

 

 

 

そう思えた理由は着てみた感じでした。

 

 

肩パットや毛芯を省略していますので、

ジャケットにありがちな”重さ”とは無縁なところですし、

適度なフィット感はなんとなくカーディガンを思わせるそれです。

 

ニットの類いだと形にも依りますが、引っ掛かって着にくいなんてことはあります。

ですが裏地が付いている分、スムーズに袖は通りのでストレス知らず伸び知らず。

さらに綿の裏地ということで寒気がシャットアウトされて、スースーしない。

 

結果熱がこもって暖かいという、これがまた良く出来た仕様なんです。

 

 

秋冬の装いには欠かせないハウンドトゥースの柄ですが、

無地のように見えますので、

クセなく合わせて頂けるのもありがたいところです。

 

 

 

あと忘れちゃいけませんが、一番目を引きそうなところの「ボタン」。

そうです、革です。

 

 

僕が覚えて限りだと、確か軍モノ(フランス軍?)の

資材用の革のシートだったかベルトだったかを一個一個繰り抜いて、

後から加工を加えてボタンとして使える形にしたとか

(僕の想像も一部加わっている可能性もあり)。

 

なのでひとつひとつ微妙にですが、大きさや厚み、色合いと言った

質感が違うのが、手作り感というか職人気質な感じがして好感が持てます。

 

 

 

製品を丸ごと洗ってますので、良い具合でのシワ加減も

ガシガシ着て頂けるところかと思います。

 

個人的には太い軍パンなんかの、どカジュアル?なアイテムに

こういった品のありそうな(キレイな)雰囲気のアイテムを合わせて頂くのが

良いんじゃないかと思ってますんで、一度お試し頂ければと思います。

 

お薦めします。

 

 

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