Yarmo “Duster Coat”
Yarmoの「ダスターコート」をご紹介します。
入荷自体が比較的早かったこともあり、ひっそりとした露出で潜んでいたコチラ。
本日最低気温が10℃を下回り(・・)ましたので、そろそろ機が熟した頃かと思われます。
まぁ綿のコートなら一年中着れますし、春夏でも販売されている手前、
もともとシーズンレスな側面が強いジャンルでもある。
遠慮せずに堂々と進めていきます。
前回のドライバーズジャケット、昨年からのワークコートのご案内時では
もれなくお伝えすることにしている、「CC41って何よ?」のクエスチョン。
今回のダスターコートもそのカテゴリーに属していますので、クドイながらも再度の
掲載ということで↑を挙げておきます。
“コットンサージを使った一枚仕立てのコート”として、前述のワークコートに
並ぶ存在になるダスターコート。
どちらもサッと羽織れる作業着の延長線上から生まれたものですが、
ダスターに関してはその『ワイドシルエット』がポイントになろうかと。
↑で見る限りでも肩線が二の腕側にあることから、
はっきりとしたドロップショルダーなのは一目瞭然。と来れば『ブカブカなんでしょ?』と
思われそうですが、腕ぐりを細く&袖を短く調整することで、妙なデカさを覚えない、
バランスが整っている向きでご覧頂けます。
『幅広のコクーン型シルエット』の文字だけ追うと、なんだか今っぽい雰囲気に思えそうですが、
そこはブリティッシュワーク界の雄(と勝手に認定)が製作しています。
ヤーモらしい提案がそこかしこに。
例えばそれは襟周りにも表れてまして、↑台襟を一枚加えたテーラードっぽさも、
大きな要素になろうかと思います。
ここだけ見れば由緒正しきキチンとした、ステンカラーコートにも見える。
大人の方の審美眼にも耐えられる良質な単館系映画(?)、そんなヴィジュアルです。
そこかしこと言うには、若干ディテール不足な気もしないではないですが(・・)、
フロントポケットも単純な正方形ではなく、手を入れやすい斜め切りなところも、
個人的には気の利いているポイントだと思ってますので、別途挙げておきます。
~ 5minutes Style ~ 「Yarmo “DUSTER COAT”」
珍しく順番が逆になってしまいましたが、昨日アップしといた
コーディネイトページで、スタイリングを参考頂ければと。
基本的にはバサっと羽織る→無造作に袖を折り返すorまくるといった調子で、
ホコリ避けの上っ張りであるダスターコートらしさを楽しむべきでしょう。
プラス今回はブラウン(と言っても良いしキャメルと言っても)に注目。
トレンドカラー的な側面もありつつ、ネイビーとの相性も良いとくれば
おなじみの「アズーロ・エ・マローネ」が適用されるはずです。
ネイビーならば指し色での茶色なんかにつながりますので、
アズユーライク、お好きなほうを選んでみてください。
お送りしてきましたヤーモのダスターコート、いかがでしたでしょうか?
デビューシーズンになった昨年、想像以上の反響を呼んだ(らしい)ということもあり、
遅ればせながら参戦させてもらいましたが、やはり評判は継続しているようで、
店頭でも惹きの強さを感じているところです。
アイテムの気質的に、ショップコートあたりに共通する手軽さも持ち合わせていますので、
朝晩チョイと引っ掛けて的場面で重宝していくだろうと思います。
コーディネイトページも含めて、改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。