TATAMI “Elbe”
TATAMIの「Elbe」をご紹介します。
いつもの調子で『タタミのエルベ』と、さらっとした書き始めですが、
当店で初めて取り扱うNEWブランドなのに、そういう扱いはどーなの?
と、内なる声が発しています。
ビルケンシュトックでしたらその偉大さにより、私の出番も少なそうですが、
TATAMIについてはその立ち位置もあるので、
少しだけ詳しく取り上げていきたいと思います。
詳細ページでブランドの概略を述べていますが、
TATAMIはBIRKENSTOCKが展開するプレミアム=ハイエンドラインとしてスタート。
“畳”が由来ということもあり、日本と縁が深いモノになるわけですが、
メインのビルケンとは打ち出し方を変えており、
イケテるブランドさんとのコラボも多く、
モード感といったスタイリッシュさに重きを置いたラインナップが評判です。
端的に言えば、“ビルケンの高級ライン”ですが、
その理由をいくつか挙げていきたいと思います。
ビルケン本体との違いですと、↑あたりになるのかと。
自分も履いたり眺めていた限りで、あーそうかもと思いましたが、
まずフットベッドがほんのり厚い。
コルクが3割増しなので、カカトの収まり感が抜群です。
そのカカトにも丸くクッションを追加しているので、
フィット性と衝撃吸収力もアップ。確かにビルケンのほうとは違う気が。
あとは↑でもご覧頂けますが、ビルケンに比べ弓なり感を強めているので、
ペタペタしずらいスムーズな歩行につながるんだとか。
TATAMIとビルケンとの違い、このあたりになりそうです。
ビルケンシュトックオリジナルの素材としても名高い、
“ビルコフロー”はこちらでも健在。
レザーのようなビジュアルながらも、割れや退色が起きづらいですし、
裏側がフェルトのコンビネーションになるので、肌にもやさしい。
このあたりはどのモデルになろうとも、
ビルケンらしい特徴のひとつだと思います。
今回ご用意したElbeは、TATAMIの中で最も実績のあるモデルとして、
よくよく知られた存在。
数年前から女性向けのナローモデルがリリースされたことも手伝い、
男女問わずに幅広く評判を集めています。
ビルケンで言えば「アリゾナ」に当たる2ストラップのスタイルは、
TATAMI未経験の方の、ファースト・エントリーモデルとしてもお勧めです。
と、Elbeそのものについてあーだこーだとお伝えしてきましたが、
何はともあれウンチク抜きで履いて頂く、
そこに尽きるんじゃないかと思います。
数年前から『TATAMIがキテいる』と耳にしていたのですが、
せっかくやるんであれば、満遍なくご用意しようということで、
ウィメンズ&メンズでいってみました。
サンダルというと、素足で軽快にというのが定石なんでしょうが、
最近はイン ソックス(オン ソックス?)なんだそうで、
こういうのも新鮮味を持って眺めています。
お送りしてきたTATAMIのElbe。
ビルケンと縁薄そうに見える自分ですが、意外なことに数足持っており、
サッカーの行き帰り以外?でもちょくちょく履いています。
かれこれ10数年は経過していますので、天寿を全うしそうな見てくれながら、
自分の足型に沈んだフットベッドの様子は、
マイ・ヴィンテージと呼べる代物になってきました。
アリゾナに通じる普遍的なデザインもそうなんですが、
ビルケン製品の良いところは、ソールやライナー・コルクの補修といった、
永く愛用するためのメンテナンスサービスの充実ぶりも、
特質すべきところだと思います。
今日は取り急ぎでのご案内になりますが、
まずは初見ということで、じっくりご覧になってみてください。
宜しくお願いします。