FUJITO “Thea”
FUJITOの「Thea」をご紹介します。
年末に入荷の案内はしていましたので、既にご覧頂いている方も多いと思います。
こまかな紹介は来年で、と書いていたようですが、
その後なんの音沙汰もありませんでしたので、得意のフェイドアウトか...?
否、そうではありません。
実際のところは仕上がりを待っていたわけです。
Acerが501ベースにあたるのに対して、
Theaは505をベースにしたテーパードのシルエットが
大きな違いになっています。
要はAcerより細いですよーになるわけですが、
股上やワタリ、裾幅などを1cm程度削ってますので、
はいて頂くと一目瞭然。
(かは微妙なところかも知れませんが)
幾分すっきりとした印象をお持ち頂けるんじゃないかと思います。
私も自分ではく用を入手、今日仕上がってきたばかりですので、
一度水を通してから様子を見てみたいと思いますが、
個人的には色落ちを促進させずに、濃色のまま、
しばらくは愛用していく予定です。
前回のAcer、2年も経過すると生地の伸び等で、
やや許容が出てきたことや、部分的なダメージも出始めている。
そんなこともあり、ドレスorカジュアルなスタイリングで
役割を分担、また違った方向性で使っていこうと思っています。
共通している生地やディテール・縫製面などは、突っ込んで書いている
下記ブログでご覧ください。
*「FUJITO Acer」
ここからはそれぞれの違いについて。
Theaは↑でご覧頂けるように、ジップアップの仕様です。
日常生活を送る上で、やはり多くの方はジッパーものに慣れ親しんでいると思います。
ボタンフライ⇔ジップアップだからといって、どっちもどっち、
双方良さがあろうかと思いますので、その辺はお好み次第なのかも知れません。
ちなみにこのジッパー、“セミオートマティックスライダー”ですので、
引き手を起こさないとロックが外れないという、安心安全(?)な機能を備えています。
実物で確認してみてください。
あと違うところと言えば、バックスタイルの一部でしょうか。
オシリを向けての説明、大変恐縮でありますが、
↑でご覧頂けるように、“ヒップポケットの大きさ”が多少異なります。
Theaの方がタテに長い=大きいということになります。
自分もこの違いは聞いていたのであれですが、
いざ比べてみると一目瞭然(本日2回目)。
かなり印象が変わってきますね。
このヒップポケットの効果というのは、実はヴィジュアル面以外にあるんですが、
文字に起こすと大変わかりづらいので、店頭でお伝えさせて頂ければと思います。
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ということでお送りしてきた、FUJITOのThea。
自分もオーセンティックな生地感やディテールを気に入り、
シルエット違いで愛用していくことになりました。
冒頭の方で自分のはきこなし方の話が出ていましたが、
やはりこのセルビッチデニムに関しては、
色落ちを含めたエイジングを楽しむことに尽きるはずです。
ご自身だけのマイヴィンテージの候補に、
どうぞ参考にしてみてください。
宜しくお願いします。
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