FUJITO “Explorer Pants”
FUJITOの「エクスプローラーパンツ」をご紹介します。
先シーズンからリリースされたアイテムが、反響の大きさにつき、
定番~準定番にランクアップを果たすのは、往々にして良くあることです。
FUJITOに関しましてもよく見られる事例で、
シャツであればIkamune shirts(ホワイト・ブルー・ネイビー)、
ジャケットであればShawl Collar Jacket
かと思いますが、ボトムスに関して言いますと、↑のひと品が挙げられます。
それでは早速、エクスプローラーパンツを見ていきましょう。
まずはその前におさらい。
フルレングスより前にショーツでリリースされてましたので、そちらから成り立ちをご覧ください。
収納とデザインを兼ねた9ポケット、レトロアウトドアシーンに欠かせないコーデュロイ、
泣く子も黙る?ガゼットクロッチなど、興味深いディテールや素材で好評でしたショーツ。
そんなアイテムをアップデートして、満を持しての登場となったのが
今回のエクスプローラーパンツでのように思います。
パッと見、『ショーツ長くしただけでしょ?』と思われそうですが、
さにあらず。
撮影の間中、シルエットの良さ・ユニークさに感心していました。
そう思ったのは、バランスの良い“テーパード”具合に加えて、
ヒップや太もも周りの余裕に関係してくるようです。
はいた限りでは、ウエスト~ワタリはガゼットクロッチの
仕様も手伝い、ほどほどにゆとりを感じます。
ただ裾幅に向かって絞りを効かせていることもあり、
足周りが細く見える。
結果アウトドアアイテムにはない、
シルエットの絶妙さが生まれました。
ここまで書いといてあれですが、私の着用画像だと
役不足ですので、商品ページの方でロベルトさんも
ご覧になってみてください。
違うのはしょうがない...その辺の心情は察しながらですが。。
前回取り上げてなかった、ディテールの補足をひとつ。
↑でご覧頂けるUNIVERSALのジッパー、セミオートマティック式でした。
引き手が下がっていればロック、上げればロック解除で
開け閉め出来るというやつです。
日常的に使うアイテムからすると、機能的にはさしてメリットはないと思いますが、
機構というか構造的には面白いものなので、
遊びながら確認してみるのをお勧めします。
スタイリングの方には本格的に踏み込んでませんが、
今年プルオーバー型のシンプルなクルーネックニットを
多めにご用意しているのは、これに合わせたかったから
かも知れません。
↑に見られるように手を突っ込むポケットは、
一段下がった所に入れるのが個人的な気分です。
ざくっとお送りしてきたエクスプローラーパンツ。
『これだけの収納が付いてシルエットやディテールも◎、
そんなボトムスがなんと¥〇〇っ!』
な、お勧めの仕方はしたことはありませんが、
ご説明の際はその位のテンションになるのが予想される、
私的な思い入れも強くなってきたアイテムです。
綿100のコーデュロイの効能?等はまた後日に取り上げるとして、
まずは該当ページをご覧になってみてください。
宜しくお願いします。