SANDERS “CHUKKA BOOTS”
SANDERS “CHUKKA BOOTS” Dark Brown/Snuff
SANDERSのプレイボーイチャッカをご紹介します。
前回のブログで入荷については軽く触れていましたが、
改めてお伝えしておきます。
まずは↑でカラーリングの違いをご覧になってみて下さい。
Mudguard(マッドガード)・・・
ご存知の方・そうでない方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、
マッド=泥とあるように、地面のぬかるみから水や泥の浸入を
防ぐ用途で始まった製法です。
糸や接着剤を使わず、熱圧着でソールとアッパーを
くっ付けるやり方でして、隙間が生じない分、
抜群の耐水性を確保出来る仕様です。
もともとトリッカーズとサンダースが2大巨頭として知られてまして、
降雨の多い英国ならではのものとして、
その他ブランドでも発展していった経緯があるようです。
マッドガード+スエードの組み合わせになるチャッカブーツ。
スエードそのものはチャールズ・F・ステッド社製のものです。
(ちなみにFはフレデリックのF)
イングランドのスエード屋さんとしては最大手になる老舗タンナーでして、
有名どころだとクラークスのプレステージラインなんかにも
供給しているようです。
で、今回は従来からのレギュラーカラーのスナッフ(右)に加えて、
レイトモデルの色になるダークブラウンの2色をご用意。
ダークブラウンと呼んでますが、一応先方さんの呼び名だと
『Holborn Brown(ホルボーン ブラウン)』だそうですが。
プレイボーイチャッカを世に広めた御仁と言えば、
某雑誌等でもおなじみなスタイルセッター、
スティーブ・マックイーンになろうかと思います。
映画「ブリット」の中でそのような姿は確認出来るのですが、
ブランド自体はサンダースではなく別のブランドのようです。
ともあれ、稀代の洒落ものが愛用していたブーツと
同じデザインという事こそ、多くのフォロワーを
生んでいるのは間違いなさそうです。
最近アップしているアイテムのコーディネイトで、
少しづつ全貌が現れ始めていますが、やはり細身のボトムスとの
相性の良さを感じています。
丈の長さなんかもそれ相当に気を使いたいところでして、
ブーツにぎりぎり触れるくらいでボトムスのレングスを
調整頂くのをお勧めします。
2アイレットで充分ノーズ(つま先の長さ)はとっていますが、
パンツの裾に隠れて靴が見えてないと、
野暮ったさが激しく出そうな気がしますので、
お好み具合もあろうかと思いますが、
ひとつの目安として参考にして頂ければと思います。
あと表記サイズに関してですが、
該当ページのチャートどうりと捉えて頂いて結構かと思います。
私、タテ寸だけであれば25cm、UKサイズは普段“6”で事足りますが、
今回のプレイボーイチャッカ、同サイズでは無理でした...
入らなかった。
自分としては6Hでもおそらくアップアップ。
間違いなく7を選ぶことでしょう。
サイズが大きくなるにつれ、その辺りは解消されるかも知れませんが、
基本USサイズなものとして捉えて頂くほうがベターかと思います。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。
といった形でお送りしたサンダースのチャッカブーツ、
いかがでしたでしょうか?
チャッカブーツ、10代の頃から好んで履いているのですが、
よくよく思い返してみると、初めて自分で買ったブーツが
マッドガードだったように思います。
(確かあれは・・・この続きはFacebookにでも書いておきます)
そんな個人的思い入れを反映してご用意した、
サンダースのプレイボーイチャッカ。
未体験の方はぜひじっくりとご覧になってみて下さい。
どうぞ宜しくお願いします。