6SHiKi “Basic” Shoulder Bag

2012.08.02 / アイテム

6SHiKi “Basic” Shoulder Bag

 

 

 

6SHiKiの「Basic」を取り上げておきたいと思います。

 

 

 

ご好評頂いている6SHiKiのバッグですが、今回の入荷分あたりから、

ラインナップが少しづつ見直されているようです。

 

ほとんど覚えていない記憶(…)をさかのぼりますと、

「第一期から第2期に進んでいきますよー」

といった会話を交わしたようにも思いますが、

評判の良いモデルは継続しつつ、以前までとは異なるテイストも良いのでは?

な内容だったような。

 

 

そういう経過もありまして、店頭にはNewモデルの『Blow』が並んでいますが

(アップまでもう少々お時間下さい...)、

新しいデザインのバッグ以外に魅力的な提案として、

『Newカラー』が追加された品番があります。

 

それが↑のBasicです。

 

 

 

形自体の説明は過去ログでも取り上げてますが、

今回の入荷分から幾分刷新され、配色が“逆”になったことと、

落ち着いた色のラインナップに変更されています。

 

 

↑のアッシュグレー、今までどのモデルにも使われていない全くの新色で、

店頭でもおおむね高評価なんですが、評判の理由はなんだろう?

と考えてみると、以下に行き着きそうな気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示会の時に耳に挟んだ、

鈍色(にびいろ)

なる言葉が妙に引っ掛かったので調べてみると、

↑の『薄鈍色』にぶつかりました。

 

 

普段、横文字礼賛寄りの自分ではありますが、

色の呼び名における日本語の充実ぶりは、向こうのそれ以上の

繊細さを毎度感じます。

 

昔の人々の豊かな想像力を想い偲んだりする訳です。

(鈍色にも「レギュラーの鈍色・青鈍色・薄鈍色」の3つはあるようです)

 

 

 

大昔から(ここでの言い方としては、「万葉の頃」からでしょうか)、

身近な存在の色として親しまれていた薄鈍色。

 

一番近いということでのアッシュグレーになるわけですが、

旧式の製法で作られる生成りの帆布と、薄鈍色とも言えるグレーの相性の良さは、

何となく感じて頂けるんじゃないかと思います。

 

 

クセの少ない落ち着いた色調だけに、

コーディネイト的にも組み合わせずらさはないはずです。

 

 

 

 

「グレーが嫌いな人ってほとんど聞いたことないなー」

と思っていたのは、遺伝子的に積み重ねられてきたからなのね

という事が、薄ぼんやりと分かった今日。

 

 

クラフト好きな女子(もちろん男子もですが)と、

意気投合出来る話のタネにでもなろうかと思いますので(笑)、

じっくりとご覧頂ければと思います。

 

宜しくお願いします。

 

 

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