EEL Products “Cosmos Knit”
EEL Productsの「コスモニット」をご紹介します。
冬が近づいてくると無性にアレが食べたくなります。私にとってそれは『ポトフ』。
いやーお腹が減ってきました。
と子供の頃からそんなハイカラ?なモノを食していたわけでなく、
食卓には寄せ鍋が並んでいたような記憶があります。
ポトフはばあちゃん家で食える、憧れの食べ物。それとシチューを思い出します。
あとあと聞いたのがばあちゃんは料理が苦手で、
『鍋(下ごしらえが大変) → ポトフ(当たり外れ多) → シチュー(ごまかし&カモフラージュ)』
だったとか。カレーも良く見た気がする・・
そういう意味では、まともなポトフを食らう&作る機会はだいぶ後になりましたが、
子供の頃の思い出補正はかかることなく、店or自分のがよっぽど美味いなと・・
まぁばあちゃんのアノ料理が、ポトフを知るきっかけになりましたが。
ノスタルジックなポトフ話はほどほどに、本題のコスモニットをお伝えしていきます。
だいぶ前(本当に前・・)に入荷の一報は入れさせて頂いているコチラ。
アップした当初から良いご意見を頂き、好意的にご覧頂けているアイテムです。
我々に配布されているコレクション資料、ならびにEELさんのサイトでも
前面にフューチャーされていることから、ヴィジュアル的なユニークさや
それ以外の要素も加わり、ブランド側の自信作・意欲作というのは間違いないところ。
どちらかというとフィッシャーマン寄りの『ごっしり』(注:EELスラング)系ニット、
ようやく出番到来の気配を覚えています。
ところどころに白いネップが混じった“ネップツイード”が、存在感を発揮しているニットウェア。
もちろんその様子が「コスモ(小宇宙)」なのは、皆さんお気付きのことでしょう。
コスモ・超人強度・戦闘力。。まさに少年ジャンプの黄金期(?)。
いけねっ、波紋とスタンド忘れてました。
・・・商品に戻りまして、↑の裏返した様子を挙げたとなればこちらもお気付きかと。
腕に覚えあり、EELさん必殺の縫製=“袋縫い”を今回はトップスに採用。
一般的なニットウェアとは明らかに様子が違う、オリジナリティにあふれる提案です。
少年パンツのご紹介時でも、裏地が付く効能をお伝えしていましたが、
今回のコスモニットに関しては更なる大盤振る舞い。
“ストレッチ”の効いたフィルム(ナイロン)生地とのコンビネーションです。
これがすこぶる効果的でして、脱ぎ着するときの突っ張り感がないことや、
ナイロン地特有の防風・保温力、シャカシャカ音がもたらす着た時のギャップ?
につながります。
袖を通すことで味わえる『エンターテイメント』感も、個人的には魅力だと思っています。
皆さんにも小さなアトラクションを楽しんで頂けると何よりです。
身幅&肩幅広めでのドロップショルダー、たっぷりとしたサイズ感は
コレクションに共通する流れ。
プラスαでコスモニットに関しては、↑の「サイドポケット」も
お伝えすべきポイントです。
ツイード×ナイロンのコンビは、下手なライトアウターよりかは
熱さを覚えるくらいのヘビーニットさが頼もしいところ。
しばらくの間は本格的なアウター要らずで、日中はお過ごし頂けるでしょう。
『ブルゾン代わりになるニットウェア』なんて言っても良いかもしれません。
で上から何か羽織る頃になれば、今度は“隠しポケット”的な役割で、
こまごまとしたモノの収納場所にもなる、そんな使い方もお勧めです。
この上からなら「サザンカコート」を羽織るのは知っていますが、
まだそこまでじゃない・暖房のおかげで室内どこも熱いなんて方には、
↑こういったスタイリングが良いのでは?
ワックスコットンのコート、侮るべからず。
昔ながらのクラシック断熱力(?)、ぜひ体感してほしいです。
秋冬コレクションの注目株ということでお送りしてきましたコスモニット。
ムダ話を差し込みながらでしたが(・・)、
深く知って頂けたんじゃないでしょうか。
ツイードはその出自もあって、アイテム的にどうもトラディショナル、
ややもするとおっさんライクに陥りがち。
その点こちらでしたら素材の良さを活かしつつ、着心地やデザインの面白さに
新鮮味を覚えて頂けるように思っています。
あと最後に来て思い出しましたが、タートルでもないクルーネックでもない、
“ボトルネック”の仕上がりなのも気に入っているポイントです。
ニットウェア≧ブルゾンのユニークさ、ぜひ味わってみてください。
宜しくお願いします。