James Mortimer 2016SS

2016.04.17 / アイテム

James Mortimer(ジェームスモルティマー)ボタンダウンシャツ

 

 

 

 

James Mortimerのシャツをまとめておきます。

 

 

 

当店の進め方ですと、速報をまずはドンと打ち上げておき、

おごそかに商品ページを作成、完成後に改めてご紹介するといった流れです。

 

 

よって紹介のタイムラグが生じるのは致し方ないとして、

季節とアイテムの特性が一致しないのを口実に先送り。

 

そのまま体よく忘却する(・・)というのも、ままある話です。

 

 

 

ということで本日は↑のシャツを取り上げることにします。

 

coming」いう便利な速報ブログの追記・まとめ、

そんな感じで進めていきます。

 

 

 

 

 

James Mortimer(ジェームスモルティマー)ボタンダウンシャツ(タイプライタークロス)

“Typewriter Offwhite”

 

 

 

タイプライターのシャツが乱立?しているのは、既に何回かお伝えしていますが、

その中でも“ドレス寄り”の真打ちとも言えるのが、↑のラインナップ。

 

クリアで清々しい、好感度3割り増しの白シャツ、そんなところでしょうか?

 

 

 

最近のモルティマーですと、タンブラーウォッシュ等されてない、

“素”の状態な生地で納品されるので、ブロードなのかタイプライターなのか

パッと見分かりづらい感がありました。

 

仕入れ元もそう言っている事だし、洗ってけばはっきりしてくるだろうと。

 

 

 

適当な思い込みは、↑のカーディガンを羽織ったときに打ち破られました。

 

『あっ、なるほどねー。“引っ掛かり”がちょっと強いかも』

 

 

こう書いて理解頂ける方は、相当な玄人筋ですが、

次にご紹介するモノに比べると、その差はくっきりと感じられます。

 

ちなみに今回のモルティマー、「GIZAコットン」が使われていますが、

このカーディガンとの相性の良さは、抜群だと思っています。

 

 

 

 

 

James Mortimer(ジェームスモルティマー)ボタンダウンシャツ(インディゴ ハイカウントツイル)

 “Indigo High count Twill”

 

 

 

店頭での接客やちょっとした試着のたびに、

良い意味での異質さに感極まってしまう、そんな場面に遭遇します。

 

こう見えても自分、涙もろいほうなので。。

 

 

 

冗談はさておき、前回のブログでざくっとお伝えしていましたが、

今シーズンのハイエンドファブリックとして提供されているだけに、

プライスに違わぬ価値を秘めているものだと思っています。

 

 

ハイカウント糸は細~い繊維を束ねて1本の糸にしたうえで、

それを使って織り上げて生地にする、そういったもの。

 

もとの繊維が相当細いものというのが必須条件です。

 

 

 

『インディゴ染めされた綿で綾織り(ツイル)されたもの』

なんていうと、それだけで厚みがあって硬いだろうというイメージですが、

そんな様子は皆無。

 

あのブランド・アイテム以上の質感には、ただただ驚いています。

 

 

ちなみにハイカウント糸には形状記憶的な機能=復元力が備わるので、

洗濯してもシワが弱く、軽くプレスするだけですぅーっとシワが取れます。

 

その辺りもぜひお確かめください。

 

 

 

 

 

James Mortimer(ジェームスモルティマー)特集

Brand Feature “James Mortimer”

 

 

 

今回の生地に関して、資料的なものが見当たらないので、

私見のみの気付きを挙げておきました。

 

と言っても文字に起こせるのは、知り得る部分のほんの少し。

 

詳しく聞きたい方がいらっしゃれば、どうぞご一報を。

眠気を催さない程度での講義(?)に馳せ参じます。

 

 

 

 

アイリッシュリネンがデフォルトとなりつつあった中、

原点回帰な意も込めてご用意した、2016SSのラインナップ。

 

 

特に無用の長物?と化していた“コンパーチブルカフス”も、

コットン素材になったことで使用可能になっただけに、

パーティー・フォーマルシーン使いでも検討しやすくなったはずです。

 

 

特集の冒頭で述べている、『上質なシャツ』という金言。

その言葉の意味するところを、今回のシャツから感じてみてください。

 

宜しくお願いします。

 

 

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