Harley of Scotland　“Shetland Crew Neck”

 

 

 

新しいニットウェアブランド、

「Harley of Scotland（ハーレー オブ スコットランド）」

をご紹介します。

 

 

 

業界内外におきまして、

『ニットものはスコットランドに限る』

といった話は、よく耳にすることのように思います。

 

 

シェットランドやアラン・フェアアイル等々、島の名前がそのまま

アイテムに付けられていることは、

積み重ねてきた伝統そのものだと言えるのではないでしょうか。

 

当店でもご他聞にもれず、ガンジーセーターを始めとする

トラディショナルニットを毎年欠かさずご用意している中、

新しい提案ということになるのが、

今回のHarley of Scotlandのシェットランドニットになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スコットランドのニット聖地と言えば、“Hawick”が有名ですが、

カシミアやメリノウールなど格調高いハイクオリティアイテムも多く、

やや憧れの側面が強い位置付けのように思います。

 

 

こちらのHarley of Scotland、素材やデザインも含め、

もう少し親しみやすい存在として、近年勢いを付けているブランドです。

 

Ralph LaurenやMargaret Howellなどの製品も

手掛けているようですし、最近ですと自社のプライベートラインで、

Nor’ Easterlyというブランドも展開していますので、

品質の確かさは間違いないところだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“正統派英国ニット”のディテールとして真っ先に挙げられるのが、

↑の『減らし目』。

フルファッションドニットウェア特有のものになります。

 

 

このあたりは以前扱いのあった、WILLIAM LOCKIEさんのコーナーで

取り上げてましたので、プレイバックスコティッシュニット。

過去ログをご覧頂きましょう。

 

 

＊「これはお薦めします。NEWブランド『WILLIAM LOCKIE』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてここもチェック頂きたいポイントになるのが、↑の脇に当たる部分。

つなぎ目のない、『シームレスニッティング（輪編み）』を用いています。

 

 

FilMelangeのアイテムでは、デフォルト的な仕様で

ご覧頂く事の多いところですが、

それをニットウェアでお楽しみ頂けるのには、

かなりの高得点をあげられるはずです。

 

 

ラグランスリーブや輪編みで、運動量＝動きやすさを増やしつつ、

耐久性や着心地の良さを出す。

そのあたりが独特なシルエットを形作っていきます。

 

正統派英国ニットへの敬意を表したいポイントだと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はマスタード（正式にはCUMMIN（クミン）。“カレー粉”ですね）

・ミディアムグレー・デニムの、3色でご用意。

レギュラーのラインナップから選んでいます。

 

 

比較しやすいように、同じコーディネイトのインナーとして用いてますが、

それぞれの個性が垣間見れて、

自分でもコーディネイトの面白さを実感しています。

 

 

ドンキーコートがダークホリーなだけに、マスタードの発色の良さは感じますが、

グレー・デニムも色合いが落ち着いている分、

マフラーやストールであーだこーだ楽しめそうですので、

3色均一でお勧めさせて頂ければと。

 

 

 

 

ざーっとお送りしてきたNEWブランド、

Harley of Scotland（ハーレー オブ スコットランド）。

 

 

シェットランドニットの魅力は、軽くて暖かいというのはもちろんのこと、

バリューなプライスも手伝って、

「庶民のニット」

的側面もあるように思います。

 

取り扱いを気にせずガンガン着る、だんだん生まれる毛玉でさえも、

いとをかし。ある種のエイジングなり。

 

そんな風にも思っています。

 

 

 

ひと通り、今シーズンの入荷が落ち着いた感のある今日この頃。

冬支度の備えに役立ててみて下さい。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

＜追伸＞

 

Information about　“WINTER FAIR”

 

 

 

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