「Night on Earth」
店内のディスプレイとして「Night on Earth」のポスターを飾りました。
この「Night on Earth」、
邦題だと「ナイト・オン・ザ・プラネット」となってまして、
92年公開のジム・ジャームッシュ監督作品です。
初めて見たのは確か大学生の時だったと思うんですが、
その当時から大作嫌い・インディーズ志向な傾向でして、
単館系の作品は結構見ていたんじゃないかと思います。
ジャームッシュ作品も、最近のはカバーしきれてませんので
なんとも言いにくいのですが、初期のころの
「パーマネント・バケーション」「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
「ダウン・バイ・ロー」「ミステリー・トレイン」そしてこの「ナイト・オン・アース」までは、
繰り返し見ていました。
それぞれの作品の寸評は長くなるので控えますが、
ジャームッシュ作品の魅力の一つに、サウンドトラックや配役に
グッと来る人物を持ってくるところです。
この作品だとサントラにトム・ウェイツを起用していますが、
映画⇔音楽をクロスオーバーさせて色んなジャンルに興味を持たせてくれたのは、
ジャームッシュの一連の作品からだったのかなと思っています。
そんな感じでトム・ウェイツですが、この人「酔いどれ詩人」なんて言われてもいましたが
(今は農業やったり釣りしたりで、だいぶ落ち着いたようです)、
僕の印象だと
「ミュージシャンズ・ミュージシャン」
というのが強くて、影響を公言する人やカバーしたりする人も数多くいたり
(最近だとスカーレット・ヨハンソンか?)と、
そのオリジナルな音楽性
(と、やっぱあの声ですね)
は半端ない影響を与えている吾人です。
ただお店のBGMとなると、これがまたアヴァンギャルド過ぎて
ちょっち厳しいかな?なんですが、結構好きで良く流しているのが
アルバム「SMALL CHANGE」からのコチラ↓
この動画だと良い具合でダミ声(笑)が前面に出ていますが、
編成からも分かるとおりにアルバムだと、
よりジャズ色が強い感じでかっこいいんですよね。
特に入りのベースラインが好きです。
「Night on Earth」についてのブログが思いっきり逸脱しましたが(笑)、
結局言いたかったことは、
「キャスケットが最も似合うミュージシャンは、トム・ウェイツ」
今日の寝不足、確定です。
動画、全部見そう…