FilMelange（フィルメランジェ）の「PARKER」をご紹介します。

 

 

 

こちらの「PARKER」、そのままズバリ直球のパーカーです。

 

 

そもそもFilMelangeを取扱うにあたり、

最初僕の中ではオーダーするのを躊躇していたものです。

 

テイスト的にアメカジ色が強いかも？というのが第一にありましたし、

パーカーはフルジップじゃなきゃ嫌だ、という

個人的わがままで当初は見合わせていたものです。

 

なんですが、話を聞いている限りだとブランド設立の初期から

非常に評判が良く、お店によってはものすごい数を販売しているらしく、

そんなに評価されているなら試しにやっとくか、

そんな軽い気持ちでした。

 

 

結構すごいです、これ。

 

 

 

具体的な所をいつもの調子で取り上げていきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良い年したオッサンが「吠えた」のがこちら。

 

 

よくチューブTなんかで見られる、脇に縫い目のない「丸胴仕様」は

FilMelangeに関わらず、それなりに見られる縫製なんですが

（それでも少ないと思いますが）、片方しかないの、初めて見ました…

 

想像ですが、パターンの複雑さも出てくるでしょうし、

縫製上面倒くさい作業のはずで、仕上げるときの手間を考えると

こういった作り方はあんまりしないと思います。

 

それだけでも一見の価値あり、だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディテール紹介です。

 

 

素材は表がナチュラルコットンに裏がオーガニックコットンの裏毛です。

フードの紐もごくごくシンプル。

 

それほど厚くなく、柔らかさもあるのでシャツの上に着るニット代わりに

ちょうど良さそうな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

フードも縫製の接ぎ目が半分くらいなので、

極端な大きさもありません。

 

身頃とそれ以外（袖とフード、あとポケット）のツートーンの色の差も、

控え目だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にこのポケットの形が好きです。

 

 

形だけじゃなくて、丸い形状だと一気にミシンをかけられるんですが、

こんな形だと何回かに切り替えしながら

ミシンがけしなきゃなりません。

 

ミシンと手間かけてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お約束？の「riri」のジッパー。

 

 

作っている側からすると、資材のコストが高くなるから

ホントは使いたくないんだそう（某ブランドの方より）。

 

 

 

とまあ、こんな感じでご紹介させて頂きました。

 

 

あと付け加えてですがこちらの「PARKER」、

FilMelangeのアウターの中では比較的リーズナブルな方だと思います。

 

とは言っても結構なお値段だと思いますが、このパーカー、

生地そのものの価値というよりかは、職人さんの手間というか

仕事っぷりの価値を見て頂ければと思いますんで、

ぜひ店頭で手に取って頂ければと思います。

 

 

 

ちなみに、PARKERは女性の支持が結構高いんだそうです。

サイズ1というものが該当しそうですが、

ご興味あるお客様はお取り寄せ可能ですので、

ご検討下さいませ。

 

宜しくお願いします。