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Vol.12 OG RAFFY TENJIKU 「DIZZY」 & 「DYLAN」
素材・生地
『 - Mixture cotton - 』 ~ リサイクルの極み ~
コットンの綿を摘み、不純物を取り除き精錬させ糸にする段階で、大量の綿が廃棄されてしまいます。
これらは総称して「落ち綿」と言われている物ですが、こういった物も品質的には問題のない、立派に使うことの出来る綿です。更に元の綿がオーガニックコットンであれば、「腐っても鯛」ではありませんが、尚更良質なものであるのは間違いありません。
これらのきれいな部分をリサイクルし、改めて紡績にかけたものが「リサイクルコットン」と呼ばれるものです。
OG RAFFY TENJIKUに使用されている糸である「ラフィー」は、トルファン綿、ギザ綿を中心とするリサイクルコットン50%に、オーガニックの未使用バージンオーガニックコットン50%を混ぜ合わせたもの。これをわたから別注で染色してバルキー(厚手)な中~太番手の特殊番手に挽き、吊り編み機で張りのある生地にしています。
吊り編み機を使用し柔らかく編み上げ、ふっくらさせたマシュマロのような着心地を、ぜひ素肌で堪能してみて下さい。
製法
1950年代に生まれ、時代に翻弄されながらもひっそりと稼働している希少な吊り編み機は、糸に負担をかけずに重力による落下力だけで編むことで、空気を一緒に編み込んだようなふっくらとした生地を生み出します。
筒状に編まれた生地をそのまま身頃に使用した「丸胴仕様」により、体に吸い付くような質感で型崩れの起きにくいTシャツは、ミリタリーアイテムでよく見られるバインダー襟により、頑丈さと着心地の良さを両立した仕様になっています。
単に吊り編み機を使った素材へのこだわりだけでは、他と比べての違いや差をお分かり頂きづらいかと思います。
特に品質の良し悪しの判断材料となり得るのが“縫製”面です。比較対象を記したブログを掲載していますので、どのあたりに差が見られるかをご覧頂ければと思います
*『 5minutes-Blog 「理由」 へ 』
ディテール
FilMelangeを代表するベストセラーモデル「SUNNY」に続き、”裏定番ポケT”の地位を確立しているDIZZY。
やはり単なるTシャツと一線を画しているのが、若干下がった位置に付けられたポケットにある点に他ありません。斜めポケットとはまた違った魅力を持つ、通称『船底ポケット』は、独特に湾曲した形がアクセントになっています。
どことなく某デニムブランドのバックポケットを思わせるデザインも、『make a difference・違いを生み出す=真の上質さを知る』方にこそお薦めするモデルです。
『 DIZZYの「した」 ~ DYLAN ~ 』
今シーズンのテーマ『エキゾティック(JAPAN)』に合わせ、新たに取り組んだのが“ショーツ”のラインナップ。マシュマロのような着心地を持つ天竺素材をスイムショーツの形に落とし込んで、DIZZYの「した」とも言えそうな「DYLAN」が生まれました。
スイムショーツとは言っても、デイリーユースに街ではいて頂けるアイテムとして、ディテールやシルエットにひと工夫が施されています。
①アルミテープのスピンドルとスリップストップステッチ(=3S)
②リゾート感たっぷりなパーム(椰子の実)ボタン
③極上の肌触りの良さと耐久性を同居させた、ダブルフェイスなポケットの袋地
④ストレスフリーなサイドギャザーによるウエスト
⑤ヨーク(切替え)による抜群のフィット感
上記は一部となりますが、代表的なディテールを何点か挙げてみました。それぞれの詳細に関しては
*『 5minutes-Blog 「FilMelange DYLAN」 へ 』
をご覧頂ければと思います。
対となる「DIZZY」とセットで、リラックスした休日を過ごすための部屋着として、またボーダーのカットソーやポロシャツと合わせて、肩の力が抜けたマリンテイストのコーディネイトに取り入れるなど、組み合わせ方は様々です。シーンを問わない楽しみ方を味わって頂けたら幸いです。



















