Style&Cordinate Vol.58
“Style&Cordinate Vol.58”
VAL de SAIRE(バル デ セール)の撮影で感じた事を。
自分で言うのは何ですが、私こう見えても、こと着るものに関しましては
“コンサバ”嗜好の人間であったりします。
根が真面目なのか何なのか、あるいは倹約家、
もしくは石橋叩いて渡る系(?。慎重派ということです)とでも言いましょうか?
意外と地味というか落ち着いた佇まいの、“長く着れる”ということを
基準にする事も多く、体型も変わらない事(節制は欠かさず)や
やたら物持ちが良い事もあり(保守・点検も適度に)、
十ウン年前のものでも平気で着ていたりします。
とここまで書いてきまして、自分を良く知る方からしますと、
「ん?小野ちゃん、そうじゃないでしょう~。すごいの着ているよ、あなた」
と仰る方も、幾ばくか(いや、相当な数か?)いるように思うのですが、
“着るものの形・デザイン”に関してはコンサバでも、
“着る物の色・カラー”に関しては、
アクティブ・コンテンポラリー寄りな嗜好を見られているからだと思います。
自分、プログレ好きですから(?)。
要は『バランス』 という事になると思うのですが、
上下の色合いのトーンが控え目であれば、
ベルトやストール・ソックスで色合いや質感の彩りを。
明るいものを着る時は見える面積を少なくして、
その他はなるべく控え目に整える。
それがバランス=調整につながるという様に思います。
“彩り”というのは色だけでなく、ボーダー・ストライプ・チェックを含む
“柄モノ”と置き換えも出来ますね。
自分がVネックを好きな理由は、襟の形から来る開放的なところや
ハツラツとしたところ、そこからやって来る華やいだ印象あたりに
あるような気がしています。
なんだろう、アーバンなイメージ(笑)を感じるのです。
老化は首元からやって来ると聞きますが、首が見えてるのが
若さの象徴・アグレッシブさを連想させるからのように思います。
(と、私は一体いくつなんだろうか...?)
とりとめが無くなってきましたのでこの辺にしますが、
何て事のないシンプルでオーセンティックなデザインが持ち味の
Vネックニットですが、ブレない芯を持ち合わせている分、
その他のアイテムを絡めれば、
いかようにもアレンジ出来てしまうというのが魅力の様に思います。
確かなものを長く着ていくというのも、悪い話ではないなということを、
しみじみ思ったりしたのでした。
【TOPS】・VAL de SAIRE(バル デ セール)Vネック プルオーバーニット(チャコール)
【TOPS】・VAL de SAIRE(バル デ セール)Vネック プルオーバーニット(ピンク)
【TOPS】・VAL de SAIRE(バル デ セール)Vネック プルオーバーニット(チャコール)
【TOPS】・FUJITO(フジト) 11MJ ジャケット(インディゴブルー)
【TOPS】・James Mortimer(ジェームスモルティマー)Thomas Mason シルバー ロンドンストライプシャツ(ネイビー)
【BOTTOMS】・FUJITO(フジト) ファティーグパンツ(インディゴ ブルー)
【SHOES】・SANDERS(サンダース)ダービーシューズ(ミリタリーラスト・ブラック)
【ACCESSORY】・FUJITO(フジト) レザー リングベルト(ネイビー)
【ACCESSORY】・FUJITO(フジト) レザー リングベルト(バーガンディ)