フランス日和。
“SAINT JAMES ボーダーニット” グレー×ミックスマリン T3.T4
秋うららかな陽気に合わせて、待望のフランスものが入荷しています。
まずは↑でもご覧頂けます、SAINT JAMESのボーダーニット。
昨シーズンも同モデルで展開していたのですが、
思っていた以上にご好評で
(その多くが「SAINT JAMESでこういうのもあるんですねー」でした)、
カラーリングにマイナーチェンジを施したものを改めてご用意しました。
表面的にはウールのニット然としたものですが、
裏地でまるまるガーゼ状(もう少し厚い)のコットン生地を張り合わせた
“接結ニット”のボーダー生地を、
定番のOUESSANTの形で仕上げたというのがこちらです。
異素材同士を組み合わせたアイテムですと、
裏地サイドの生地の選び方により、妙な厚みが生まれたり、
滑りが悪くて着ずらい、洗うと縮率の違いで著しく吊れが生じるなどの
デメリットが考えられますが、ガーゼ組織の生地を合わせているという事で、
課題は解消。
すこぶる快適な着用につながるのが、接結ニットのメリットだと思います。
グレーの杢糸をベースに、これまたパープルがかったネイビーの杢糸による
ラインを合わせたニット。
この配色に関しては前回のブログ、「ボーダー界のジョン・オシェイ」でも
詳しく述べてますので、さかのぼってご覧頂ければと思います。
(←すいません。ブログタイトルは『SAINT JAMES “OUESSANT”』でした。)
あと補足としましては、OUESSANTと同型とはなりますが、
着用感などから総合するに、気持ち大きめな仕上がりかと思います。
T3=Mサイズ、T4=Lサイズでお考え頂いても良いかもしれません。
急激な縮み方が起きなければという前提ですが。
Honneteの「ラウンドカラー ワークブルゾン」を羽織って頂いたりするのが、
個人的には気分です。
僕のイメージだと、「大学の准教授の方」です。
フランス文学などの。
相当ピンポイントなイメージですが(笑)、
そういうコンサバでアカデミックな感じで(?)捉えています。
“spring court” G1 モスグリーン/G2 ブラック 40~44
当店の制靴(?)としてもお馴染み、
spring courtが待望の入荷を果たしています。
待望というのは何も大袈裟な話でもなく、
当初より2カ月近く納品が遅れた事情もあってのことです。
基本色のブラックに加え、初めての展開となる
モスグリーンをご用意しました。
アッパーのグリーンにガムソールという組み合わせが、
重厚さというか安定感のある面構えです。
とかくこの手のグリーン系ですと、安直にミリタリー・サープラスな文脈に
なりがちですが、
自分としては何となくノーブルで妙にシックな印象を持っています。
「大人の足元を飾るに相応しい」と、今日のところはお伝えしておきます。
次回改めて、『紐の通し方はパラレルかオーバーラップか?』と
絡ませて取り上げ直す予定です。
“5minutes-Style&Cordinate Vol.20”
5minutes-Styleを更新しています。
今回は「BUDDY2」をメインアイテムにして組んでみました。
一見すると、ボーダー大将の自分からするに、
らしくない感(?)が出てるかも知れません。
自分の中にあるアメカジのエッセンスを、無理やり絞り出したような...
ただ「レトロアウトドア・スポーツもの」という文脈だと、
合点がいきそうなコーディネイトだとは思っています。
お楽しみ頂ければと思います。
というわけで少々長くなりましたが、
就寝前・昼間の休憩時などでお読みになってみて下さい。
宜しくお願いします。