EEL ハーモニーシャツ

2011.09.12 / アイテム

“EEL ハーモニーシャツ”  ホワイト×黒水玉シャンブレー×紺水玉   S.M.L

 

 

 

EELの新作、「ハーモニーシャツ」をアップしています。

 

 

 

以前のブログ、

~ 陶器釦のシャツ(2011秋) ~

でさらっと触れていたかと思いますが、

『品揃えに関して意識的に少しづつ変わっていく』

的なことを述べていたかと思います。

 

柔軟に対応していきましょう、といった内容です。

 

 

 

本質的なところは基本変わりませんが、

一回やってみてから精査すれば良くねぇ?という、

トライアルの意も込めてご用意させて頂いた感のあるのが、

↑のハーモニーシャツです。

 

 

おそらく意識的にボタンダウンのシャツを扱うのは初めて

(もしかしたら2回目かも?)

という、5minutesでのエポックメイキングになるであろう

シャツのような気がしています(大袈裟過ぎですけど…)。

 

 

 

EELというブランドを表す代表的な縫製・仕様が、

該当ページにも書いてあります様に“袋縫い”というものになります。

 

 

直に肌に当たることの多いシャツですので、

表側と同等の縫製ということでストレスなくお召し頂けたり、

2枚の生地を合わせてあることで、縮率の違いによる洗い上がりの

表情が出やすく、独特のふくらみが生まれるという事で、

ここ数シーズンのラインナップには欠かす事の出来ないものになっています。

 

 

 

今回は、EELのシャツの中の定番モデル「リンカーン」を元に、

裏地にドット柄を組み合わせたホワイトシャンブレーが登場しています。

 

 

個人差はあるかと思いますが、ドット柄の持つイメージというと往々にして、

フェミニンとか可愛らしいとか、

いわゆる“甘~い”様なものを連想される方もいらっしゃるかと思います。

 

柄の大小によっても印象は異なるかと思いますが、

だいたいはそんな感じかと。

 

 

こちらのハーモニーシャツも一見すると、そんなスウィート(?)さ全開に

思われそうですが、全体の佇まいも含めて、

意外ときちんとした品格のあるものだと思っています。

 

 

 

その秘密は、このボタンダウンのイメージソースが

ドレスシャツにあるからです。

 

 

高い台襟とロングポイントの襟先から生まれるナチュラルなロール。

巻きによって仕上げた前立て。

剣ボロからカフスに至るまでのステッチワーク。

背中と袖口につけたギャザー仕立てのプリーツ。

光沢感が特徴のシェルボタンetc...

 

 

など、あくまでドレスシャツのセオリーに添う様な仕上がりによって

グッとフォーマル度が増し、ドット柄の持つニュアンスが

変化しているように思います。

 

この辺のさじ加減というかバランス感覚が、

EELらしさ足る所以でしょう。きっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁこういったウンチクはさておき

(深く知りたい方はご一報を。元ネタになったシャツから

各ディテールにおける役割まで、懇切丁寧にレクチャー致します、笑)

やはり第一印象の面白さは、

所々にのぞくドット柄の見た目の意外さなんだと思います。

 

 

 

 

とにかく、EELならではのセンスを盛り込んだシャツとして、

今シーズンの代表作のひとつと言えるのが

ハーモニーシャツだと思います。

 

 

まずはじっくりとご覧になってみて下さい。

 

宜しくお願いします。

 

 

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