オランダ軍MARINEシャツ補足
先日入荷しました、「オランダ軍 MARINE シャツジャケット」の
ご紹介=補足編をお送りします。
↑の画像、左袖に付くポケットなんですが、ベルクロ付きのフラップを開けると、
なぜかペンなどを入れる細かい仕切りが出現。
長さ的にペンホルダーで間違いないとは思いますが、
軍モノなので薬莢(やっきょう)を入れたりする用なのかも。
ご存知の方はご一報を。
襟裏とエポレット(肩章)です。
襟裏をよ~く見て頂くと三角形型のステッチがあるの分かります?
詳しい事情が分からず申し訳ないのですが、
こういったステッチの役割だと、芯地と生地をずれない様にするためとか
襟を立ち上げやすくする(防寒・日焼け止め・首への傷を防ぐなど)
ためのものかと思います。
エポレットがベルクロで外れるのはなぜだか分かりません…
US.NAVY ステンカラーコートのように取り外せるわけでもなく、
ただ宙ぶらりんになってしまう仕様は、
なんとなくオランダ人らしくないような気も…
前身頃に付くポケットです。
微妙にジッパーが右肩上がり(左下がり?)なのに、
気が付くんじゃないかと思います。
デザイン的なものでもあるんですが、片手でジッパーを引くときに、
角度が付いている方が引き上げやすいというのも関係しているようです。
ドローグ・デザインやマルセル・ワンダース、
そしてミッフィーを生んだデザイン王国・オランダの面目躍如と
言ったところでしょうか。
あと引き手のヒモも、なんかジャマなような感じである意味、
見逃せません。
年代的にそれほど古いものではないので、
品質表示タグはばっちり付きます。
本来ですと裾の裏側にひっそり付くものなんでしょうが、
そんなのお構いなし。
どうだ!と言わんばかりに背中に鎮座しています。
これだけで、「グッジョブ。ダッチデザイン」な雰囲気です。
いかがでしたでしょうか?
気になるディテールを細か~く分析してみた5minutesレポート。
前回のブログ(コチラ→)と合わせて、読み込んで頂ければと思います。
宜しくお願いします。