月イチ恒例。
月が変わるたびに、5minutes-LibraryにEsquireのバックナンバーを
自宅から持って来ていますが(詳しくはコチラ)、
その中に“バイブル”とも言うべき号があったので、
久し振りにテンションが上がりました。
それが↑の2004年3月号。
そのままずばり、「JAZZ in Europe」。
当時かなり読み込んだ記憶があり、おそらくドッグイアを付けた回数としては、
歴代3本の指に入っているような気がした特集号でした。
これは素晴らしかった。
ファッションに関してはヨーロッパ嗜好が強い僕ですが、
こと音楽や映画、アートや小説、その他もろもろに関して言えば
意外と寛容でして、
「良いものは良い!」
という直感で、ジャンル関係なく色々と見たり聞いたりしています。
こればっかりはアメリカも許す(?)みたいな。
すごく上から目線ですが...
ヨーロッパとアメリカのジャズの違いが語れるほど、
エライ事言える立場ではありませんが、
“好み”や“肌に合う”ような文脈からすると、
持っている音源の比率も、ややユーロものが多いかも知れません。
最近、CDとかダウンロードとかで手軽な接し方になっていたので、
腰落ち着けてレコード聞いてみようかなと思いました。
いくつか紹介されている記事で好きなのが、
名門レーベル『ECM』を取りあげた特集。
ECM作品をご存知の方からすると、レーベルに共通する
「静謐」とか「理知的」(←普段全く使わない言葉が既にジャズっぽい・笑)
な空気感・雰囲気はお分かりになると思いますが、
↑もまさにそれを感じさせる写真で、
「いかにもECMっぽい、これこれ」
と毎度感心させられる大好きなショットです。
これぞまさにECMでしょう。
このECM、ジャケットデザインも秀逸なものが多く、
それ一枚でクオリティの高い写真集に匹敵するようなものが
多くあるイメージです。
確かECMで一番売れた作品、
キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」だったような気がします。
一応持ってますけど、あのいかにもリリカルというかロマンティックというか、
とにかく「甘~い」感じが苦手(それと長い!あと変なうめき声も)
だったりします。
キース作品のお薦めだったら、↑にチラッと見える
「Facing You」(モノクロの顔写真の)とか
「Belonging 」なんかをお薦めします。
作品に興味お持ちの方いらっしゃいましたらCDはありますので、
ご一報下さい。
あとLibraryの雑誌や書籍は自由にご覧頂けますので、
お時間ある方はひと声かけて頂ければと思います。