New Brand “john branigan”

2018.12.16 / アイテム

john branigan(ジョン ブラニガン)ツイードマフラー

“john branigan Scarf”

 

 

 

新しいブランド、「john branigan(ジョン ブラニガン)」をご紹介します。

 

 

 

先月に新たな謎ブランド到着を取り上げていたかと思いますが、12月も半ばを過ぎ、

毎度ながら遅きに逸した感も否めない今日この頃・・

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

くつろいだ日曜の夜半に、ニューカマーをぶっこむのはミスリードな気もしつつ、

どうせミスんなら『~ミステリアスブランドへのいざない~』をお送りするのも店主の務め。

 

↑の番組名?が当店だけの専売特許になりつつある今、機は熟したということで見ていきましょう。

レッツ エンジョイ 謎ブランド。

 

 

 

 

 

john branigan(ジョン ブラニガン)

 

 

 

 

いつもの流れですと先方のウェブサイトにご協力いただくのですが、

くまなくサーチしてもそれらしきものにヒットしないので・・、私のほうから補足がてら情報を。

 

 

 

冬アイルランドと言えば「ドネガル(ドニゴール)ツイード」が挙がるように、

日本でも本場どころとして知られているツイード大国。

その一群のファクトリーに、今回の“branigan weavers”が含まれます。

 

歴史のあるニッティングファクトリーということで依頼は引きも切らず、

著名なブランドへの生地供給はもちろんのこと、アイルランドの首都官邸や英国王室の壁紙他、

信頼における仕事ぶりが各方面から評価されている。そこは間違いないところでしょう。

 

 

 

私も数年前にその存在を嗅ぎつけて(?)はいたのですが、時期尚早な感がありました。

 

いいなと思ったのはレディースのコート(ケープ)やスカートといった類い。

まぁ伝統衣装のキルト的なノリで扱っても良さそうですが、まだそこまでは・・

 

 

そんな最中上手いこと出会ったのがマフラーでした。

大好物のタータン系&ツイードの無骨さ、そんでもって値頃感を覚えるプライス。これは良いのでは?

 

アイリッシュツイードのお披露目ということで、今回のご用意になった次第です。

 

 

 

 

 

john branigan(ジョン ブラニガン)ツイードマフラー “Grey Plaid”

“Dark Grey×Lt Grey Plaid”

 

 

 

ブラックシープの回と同じ流れで恐縮です・・

頼れる着画はおのれのみ。本日もお付き合いの程を。

 

 

自分の好みを色濃く反映した“グレープレイド”。

コレとお次の赤を取り扱いたいがためのジョン ブラニガン。そんなオーダーだったかも。

 

これ以上ないくらい茶色のラインがアクセントになっている、その辺りも大きな魅力です。

 

 

 

 

 

john branigan(ジョン ブラニガン)ツイードマフラー “Lambay Red Tartan”

“Lambay Red Tartan”

 

 

 

赤と言って言ってしまえばそれまでですが、私としては“ハイランドのアンティーク”に通じる

スモーキーさにグッと来る↑。

 

ランベイにまつわる豆知識は、よそでは見かけないトリビアになるはずです。

 

 

「ダブリン湾の宝石」と称えられるランベイ島。

大富豪の所有する島なんて一生縁がなさそうですが(・・)、雰囲気だけでもここから味わいたい。

 

多色使いの編み立てだけあり、スタイリングで色を拾いやすいのも気に入っています。

 

 

 

 

 

john branigan(ジョン ブラニガン)ツイードマフラー “Newgrange Black GG”

“Newgrange Black GG”

 

 

 

今もって「GG」が何の略なのか思い出せません(・・)。

そのうち気付くことだとは思うので、急がず慌てずでお願いします。

 

 

女性陣のほうがこの手の大きめ千鳥格子、身近な存在に感じられるかもしれませんが、

ニューグレンジ”が冠せられると話は別。一気に悠久の歴史に誘われる古代史ファン必見?のワード。

 

ストーンヘンジより1000年も古い・・こんなの読み出したらブログが終わりません。

 

 

ただそういう観点からすると黒×白の取り合わせ、プリミティブな魅力が現れてくるような。

 

『重たい冬の装いに一服の清涼剤を』

 

ル・モンド紙にありそうな?言い回しがよく似合います。イギリスだとガーディアンあたりなんでしょうか?

 

 

 

 

 

john branigan(ジョン ブラニガン)ツイードマフラー “Newgrange Blackwatch”

“Newgrange Blackwatch”

 

 

 

ニューグレンジつながりでブラックウォッチもピックアップしています。

追いも若きも男も女も触れているように思う、タータン界のトップランナー。

 

一番控えめなのが一番長く使える。その普遍力こそ最大の魅力なり。

皆さんもその点は納得いただけるだろうと思っています。以上4種類のご紹介でした。

 

 

一点補足ですが、ピスネーム(品質表示タグ)にはミックスウール30%とある表記、

内訳はアンゴラとアクリルということになります。

 

アンゴラが10%入るだけでも、ツイードのガサつき加減が弱まり肌触りが良くなるだけに、

今後の参考としてどうぞお納めくださいませ。

 

 

 

 

アイルランドからやって来たジョン ブラニガン、いかがでしたでしょうか。

 

 

アイリッシュツイードにアイリッシュリネンと、素朴さが売りの2台巨頭が揃えられたことに

満足はしつつ、今後の啓蒙活動も熱心に行う必要があるのは謎ブランドの宿命・・

 

まぁラインナップがコロコロ変わることもないですし、オーセンティックな色彩や編み立てで

評価が確立しているブランドです。慌てず騒がず、じっくり取り組めればと。

 

 

秋冬にこそ相応しいブリティッシュ基調のアイテム群、色々なラインナップが見られます。

正直目移りしてしまうのは、皆さんにも思い当たる節があるのでは?

ただ手軽さから言えばマフラーは一番の候補になるはずです。

その辺りも踏まえてご覧になってみてください。

 

宜しくお願いします。

 

 

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