LE LABOUREUR “PANTALON DENTE HOUND”

2016.04.06 / アイテム

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

LE LABOUREUR “PANTALON DENTE HOUND”

 

 

 

LE LABOUREURの「ワークパンツ」をご紹介します。

 

 

 

ここ一週間で、最もホットなトピックだと思っていましたが、

激熱なコーヒーに油断して口をつければ、舌も火傷しようというもの。

飲みやすい温度になるよう、時間が過ぎるのを待っていました。

 

 

私などは熱けりゃ熱いほど大歓迎であるのですが、

ソロワークで働いておりますと、皆さんとの熱量と距離感の差が

良く分からなくなってきます。

 

このテンションの高さはレアCDを手に入れたことも関係してですが、

脱線ばかりだと帰りが遅くなるので、とっとと本題に進むことにしましょう。

 

 

 

 

 

 

12

Blog ~Le LABOUREUR(ラブルール)~

 

 

 

当店もほどほどに営業してきていますので、

多少の歴史を積み重ねてきたところがあります、フロム2008年。

 

 

 

昨年涙の復活劇を果たしたラブルール(のカバーオール)ですが、

元を辿れば5minutesでは↑ココからの付き合いになるブランドです。

 

記念すべきデビューアイテムになったのが、ワーク・コックパンツ。

 

 

ファーストアイテムがコックパンツという、

開幕試合での第一球でフォーク(今はスプリットですか?)を投げ込む

くらいの変化球でしたが、当時から未知との遭遇?を楽しむ方が多かったのは、

店主冥利に尽きる部分。

 

結局諸事情により、それ以降は手配できなくなったことで、

幻のアイテムとしてひっそりと語られていきます。

 

 

『Q:それどこのですか?』

『A:うちで前やっていたやつで、かくかくしかじか・・(以下熱弁)』

 

 

一度や二度じゃなかったんだよな、特にメーカー・エージェントさんからの問いは。。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

 

 

 

 

ハウンドトゥースのワークパンツと言えば、コックパンツが挙げられると思うのですが、

ユーロの古着・ミリタリーもので出回っているものですと、

イージーパンツでほぼ占められ、その太さとぺらっぺらな素材感は・・

 

いやそここそ最大の魅力でした。チープ イズ ベストなり。

 

 

 

ただその姿勢を良しとしない、極東のコレクター(?)の存在が、

工場にストックされていた綿100の千鳥格子を発掘。

 

ノンをウイにさせての強行オーダー。

 

だから納期がこんなに・・とは言いませんが、

無事届いて良かったなぁとは、しみじみと思っています。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

 

 

 

 

7年ぶりと言えども取り扱いのあった生地、

ボトムスそのものもラブルールの定番モデルということから、

以前の投稿を探ってみましたが、ほぼ触れてない、まったくのノータッチとは・・

 

コーディネイトページに形跡はあったので、リンクさせておきます。

 

 

 

要所要所のポイントをかいつまみますと、

フレンチ・ヴィンテージの流れを受け継ぐひとつが、↑の“フック”。

 

これが付けられているだけで、クラシックスタイルと断言していい、

特徴的なディテールです。

 

 

現在でこそ変わってきていますが、長らく作業着作りに勤しむ

企業姿勢から、生地からパーツの手配に当然縫製まで、

『100%ピュア フランスメイド』というものでした。

 

そんな名残りがこういった細かなところからもうかがい知れます。

 

 

 

まったくの余談だと↑のフック周辺、『赤く』なっているかと思います。

 

コレ、“チャコ”で目印を付けてそのまんまで残ったもの。

汚れでも模様でもないので、洗えば落ちるということでご理解を。

 

 

『この大ざっぱ感こそ、真のフレンチワークウェアなり』

 

本日の格言として記しておきます。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

 

 

 

 

千鳥格子の生地で分かりづらいので、裏返し&分かりやすい比較画像を掲載。

 

小股部分での、“マチ付き”切り替え。

 

 

 

ここのディテールだけ見ても、

『正しいフレンチワーク・ミリタリー』に連なるものでして、

対象として“M47”を挙げさせてもらったのも、

クラシックな縫製というのは、お分かり頂けるんじゃないかと思います。

 

 

ラブルールが

クラシックマナーを現代まで連綿と続けている

からこそ、国内外の名立たるブランドも押しかけている。

 

その一端がこんなところからも透けて見える気がします。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

 

 

 

 

サイズは36~42までの4サイズ、精一杯の大盤振る舞いとして用意しました。

 

ユーロワークパンツならではの片ポケ、何かの役に立てて欲しいスケールポケット等、

“らしい”ディテールとして、別途挙げておきます。

 

 

なお↑のウエストに付くサイズタグですが、ぺらっぺらの『紙タグ』になります。

試着したのみで破れる、コレクター泣かせの品質表示。。

 

よってお手元に届いた際、破れはまだしも欠損もあろうかと思います。

 

 

切り離してはいて頂くものとして、ノークレームでお願いします。

 

 

 

 

 

LE LABOUREUR(ラブルール) ワークパンツ(ハウンドトゥース)

 

 

 

 

私がこのパンツを愛用している理由としては、

 

『コックパンツを細くはける』や

『トラッドな冬っぽい千鳥格子が、夏向きの軽快なイメージ』

 

辺りが挙げられます。

 

 

ドレス柄をラフに、ワークパンツを上品に見せる英仏の夢の競演。

 

フランス籍の選手が躍動するロンドンの赤いチーム、

深層心理にファン気質が作用しているのは否定しません。。

 

 

 

 

話を本筋に戻しますと、ツイートの中で触れていますが、

こちらの千鳥格子=ハウンドトゥースのワークパンツ、

 

5minutesだけの取り扱い、日本全国でウチのみ

 

ということになるそうです、現時点で。どこにもない稀有なアイテム。

 

 

着こなし方うんぬんに関しては、後日に改めますが、

私としましてはカバーオールをお求め頂いた方には、

↑を参考にぜひとも入手して頂きたい、そのように思っています。

 

上下共地は工場での作業着、下が変われば立派なお洒落着、

希望も込めたささやかな提案。

 

 

 

正統派のフレンチワークアイテムのニュアンスと、

誰ともかぶらない(店頭だとモロかぶりの場合もありますが)アイテムを持つ喜び。

 

選ばれし〇人の方、本日の投稿をご参考ください。

 

宜しくお願いします。

 

 

CATEGORY: アイテム