最近。

“SWITCH” Vol.33 No.5

 

 

 

突然思い立ったように始まるコーナー、『最近。』

極私的な聴いたり読んだりしたモノのご紹介です。

 

 

 

前回が2月の初頭だったようですが、この位の間が空くと、

ほどほどにネタがたまります。

 

特に出張や商品アップ等で忙しかったので、その憂さを晴らす?という

口実で、定期的にCDを買っていたような気が。

 

 

それぞれの作品のコメントもあるので前説はこのぐらいにして、

趣味のお話にお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは数年ぶり(おそらく3年程かと)に買ってみた雑誌そのものから。

帰りのバスの中で読みたかったので、入手してみました。

 

ジャズとタモリさん。珠玉の取り合わせです。

 

 

文脈的には「ズージャータモリ」でも良さそうですが、

マイルスやクリフォード・ブラウンを彷彿とさせる表紙に、

個人的にはグッと来ました。

 

 

余談ですが、タモさんのジャズネタで一番好きなのは、

努力なしでチック・コリア風ピアノ演奏の技法発表

だったりします。

 

 

 

 

 

 

MOLLY DRAKE   “Same”

 

 

 

雑誌紹介はイレギュラーでしたので、本来の音源紹介。

ようこそジャパン・fromカリフォルニアということで、今日届いたばかりの

モリー・ドレイクから。

 

 

“ドレイク”と聞いておや?と思う方もいらっしゃいそうですが、

こちらのブログでも取り上げた事のある、ニック・ドレイクのお母さん。

1950年代に残していた録音が見つかり、リリースされたものです。

 

ピアノ弾き語りによる、ささやくように歌う素朴な作品は、

ご子息の作風に通じるものがあるかと。

 

 

まだ聴きこめてませんが、雨降りの休日の午後には、

ヴァシュティ・ヴァニアンとセットで聴いてみるのが、

正しいブリティッシュフォークの愉しみ方?かもしれません。

 

 

 

あとジャケットのアートワークが素晴らしすぎて、

作品の内容と相まってグッと来ること間違いなし。

 

自分は現在ターンテーブルがないので(・・・)あれですが、

可能な方はLPで所有することをお勧めします。

 

このユニークなデザインは、ニックのお姉さんが手掛けているみたいですね。

 

 

 

 

 

 

DELIA FISCHER   “PRESENTE”

 

 

 

3月から4月末にかけて、通勤・店内・自宅で最もヘビーローテーションだった↑。

デリア・フィッシャーの「PRESENTE」。

入れ込みました。

 

 

ものすごくバクっと言うと、“ブラジリアンジャズのシンガー・ピアニスト”

になるようですが、憂いのある歌声と耳に入りやすいフレーズが、

素敵過ぎるひと言。

 

レコード会社が良く使う、『オーガニック・サウンド』の文脈に括られそうですが、

そういうのを抜きにしてもお勧めです。

 

エグベルト・ジスモンチのレーベルからデビュー(今回も参加)している

経緯もあるので、その辺に興味がある方はぜひどうぞ。

 

 

 

 

 

桜ではないかと思いますが、スリーブデザインがピンクなだけに、

春向けな作品としてしばらく重宝してました。

 

(音自体は全部が全部ハッピーな感じではないのですが・・)

 

 

 

 

ということでお送りした音源紹介のコーナー、「最近」。

 

 

本来でしたらCDを3つほどご紹介するのが常ですが、

急遽タモさんが割り込んできたので、予定を変更してお送りしました。

 

変更してなかったら、

『オレ的スミスの愛し方 ~トップ5を語る~』

になりそうでしたので、かえって良かったかと。

 

 

何か引っ掛かるものがあれば、ガイドまでに。

参考にしてみてください。

 

 

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