最近。

MARION BROWN   “VISTA”

 

 

 

久方振りに綴ってみたいと思います、極私的ナウプレイングコーナー。

『最近。』と題した、店内のBGMになっている音源の紹介です。

 

 

 

そりゃ新商品が入荷していますから、そっちに注力するのが普通ですが、

こってり濃厚ラーメンのようなブログが連日続きますと、

胃もたれ必至で飽きも来ることでしょう。

 

たまにはあっさりとしたそばでも的感覚で、

時々お送りしていた気がするこのコーナー。

 

 

自分の中ではいつでも出せるぞ、な心積もりでしたが、

気付けば前回の投稿からはや4ヶ月超。。

 

え、ほんとに?というのは、本人だけの感想ではないと思います。

 

 

正直な話、結構バタバタとしていたので、さほど音源ハンティングに

勤しめなかったのも要因のひとつ。

 

自分、そんなに毎週毎月CD買ってませんからーと、声を大にして言いたい。

トム・クルーズ出演のSF作見るだけで手一杯なんですよ、ほんとに・・・

 

最高っすよ「エリジウム」。

 

おっとコレ、マット・デイモンだった。。。

 

 

 

え?前説が長い?

収拾がつかないので、とっとと本題に入りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで前説を書くと、作品の印象が薄まったので再掲。

マリオン・ブラウンの「VISTA・ヴィスタ」です。

 

 

ある人経由でのコンピレーション?アルバムで、

表題曲を含め聴いてはいたのですが、ようやくフルアルバムを

お値打ち価格で入手。

 

恐ろしく詩的なジャケットから、レコードで欲しかったのですが、

そちらは非お値打ち価格でしたので、

今後の課題として取っておきます。

 

 

 

ジャズ~フィージョン~クロスオーバーあたりで

語られることのある作品でして、

抑制の効いたサックスをメインにした楽曲が素晴らしい。

ただただ美しい、そのひと言で充分かと。

 

 

このマリオン・ブラウン、アンビエント系とのワーク

(まぁイーノとの親交もあったそうなので)

も残しているので、そちら好きの方にも響く気がしています。

 

 

 

 

 

Thelonious Monk   “Solo Monk”

 

 

 

申し遅れましたが、今回はジャズ界隈のご紹介でいきます。

で、セロニアス・モンクの「Solo Monk・ソロ モンク」。

 

 

ご存知な方からすると、何を今さら感があるかも知れませんが、

自分モンクに関しては、得体の知れない誤った編集盤

(実際はそんなことないはずですが)

くらいでしか触れてなかったので、悔恨の意も込めての入手。

 

よく言うスタンダードナンバーも豊富で、やっぱ素敵だよねー

という安定感から、至福な時間を過ごせること間違い無しな1枚。

 

 

いつぞやにゴンザレスのアルバムも取り上げてましたが、

夜な夜なピアノソロを聴く。

いや~乙なものです。

 

 

 

 

 

The Dave Brubeck Quartet   “Jazz Impressions of Eurasia”

 

 

 

“テイクファイブ”でおなじみ、デイヴ・ブルーベックカルテットの

ユニークな企画盤、「ジャズ インプレッション オブ ユーラシア」。

ジャケットからして、面白さ全開の期待どうりの作品。

 

 

世界各地に演奏旅行に出かけて、立ち寄った土地(国)から受けた

イメージを楽曲に反映しているもので、今回はそのユーラシア盤。

(ちなみに他は、U.S.A盤とニューヨーク盤とジャパン盤だったかと)

 

 

ジャケットからして、エキゾチックというかエスニックというか、

とにかく怪しい珍盤?に思われそうですが、さにあらず。

 

思いの他その手の異国感が薄く、さっぱりとした演奏旅行を楽しめます。

少なくともこの作品だけは、かなりのお勧め。

 

パンナムファンも泣いて喜ぶジャケットも、グッドな1枚。

 

 

 

余談ですがこのCD、とあるブック〇フの投げ売りコーナーから

救出(?)しましたが、昭和50年代の国内レコード会社による再発盤

(今手元にないけど確かそう)

で、日本語の解説も入った掘り出し物で、喜びもひとしおでした。

 

 

皆さんがついて来れないマニアックさは重々承知ですが、

今日は不運だったということで、あきらめて下さい(笑)。

 

 

 

 

ということでお送りした、音源紹介ブログ。

 

職場でこういう話をしてもモテないとは思いますが(・・・)、

何か楽しいひとときのお役に立てて頂けますと幸いです。

 

 

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