FUJITO “Shawl Collar Jacket”

2014.10.10 / アイテム

FUJITO(フジト) ショールカラー ジャケット

FUJITO “Shawl Collar Jacket”

 

 

 

FUJITOの「ショールカラー ジャケット」をご紹介します。

 

 

 

速報扱いでチラッと画像だけは掲載していたコチラ。

数日前にアップ完了、早速ご覧頂けている様でひと安心しています。

 

 

私のほうでも先週でしょうか?

ようやく今シーズン初のツイードジャケットデビューを果たしましたが、

(この“ようやく”の意味は各自ご判断を)

私物の袖を通して思ったのが、

『あれ?これは一重仕立てじゃん。』

ということ。

 

 

被りのニットウェアはまだまだなれど、軽く羽織れる紡毛系ジャケットなら、

通勤時OKとゴーサインを出した自分です。

 

機は熟したということで、新作のショールカラージャケット見ていきます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ショールカラー ジャケット(チャコールグレー)

 

 

 

 

こちらのショールカラージャケット、今シーズンから初登場ということではなく、

先シーズンの春夏からラインナップに加わったアイテムです。

 

 

前回は確かパイル地だったと記憶してますが、裏地を省略した作りで

カーディガンのように羽織れる手軽さから反響も多く、

めでたくメインラインナップに格上げ。

 

秋冬でもご覧頂ける様になりました。

 

 

 

季節柄、ウール素材でというのは思い付きそうですが、

さらに想像の上を行ったのが、↑のファブリック。

毛足が目を引くアルパカ混の素材です。

 

 

今季、業界的にも注目を集めている獣毛=アルパカですが、

特徴としては「整った毛足」とか「はっきりとした光沢感」が挙げられます。

 

こちらのジャケット、それはそれは柔らかくて軽い着心地ですが、

実際の保温性の高さはもちろんのこと、毛足の長さから来る

ヴィジュアル的な暖かみもしっかりと備えたもの。

 

カーディガン的な着用感をジャケット型で楽しむ

 

そんなコンセプトが見え隠れする好アイテムです。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ショールカラー ジャケット(ベージュ)

 

 

 

 

“ショールカラー”というだけに、一番のポイントはゆるやかな曲線を描く襟の形。

 

 

きちっとしたノッチドやピークドのラペルから変わる事で、

だいぶ印象もやわらかくなるような。

 

ラペル縁~ポケット口~袖先~裾にかけては、

丁寧に同系色のパイピングで処理。

 

ほんのりスクールテイストで、カジュアルに着て頂きやすい

ニュアンスが出ました。

 

 

 

あと個人的に気に入っているのがサイズ感。

 

 

『FUJITOのSはジャストマイサイズ』

というのは置いといて、着丈を短くコンパクトなボディにしてあるので、

すっきりとしたジャケットらしさも損われてないのが、

好感を持てるポイントになっています。

 

ニットもののジャケットだと、着るのに比例して

ビローンと伸びていくだけにそういう心配もないのが、

お勧めの追加ポイントだったりします。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ショールカラー ジャケット(チャコールグレー)

 

 

 

 

私的に評価させてもらっているのが、↑のディテール。

“MONTY”を彷彿とさせる、コットンヘリンボーンテープの存在。

 

 

一重仕立てのジャケットですんで、型崩れを防ぐ

『補形・補強』

の役割になりますが、正面から見てみるとジャケットを横切るように

ステッチが走ります。

 

これがヴィジュアルでの切り替え効果につながっているのは、

お見事のひと言。

 

自分のドレス魂をじんわりくすぐってくれますね、コチラ。

 

 

 

ヘリンボーンのテープは、その他重要なところにも使われてますが、

画像が今ないのでそのうちに。

 

丁寧な縫製の様子が見られる限り、

明らかにテーラードの工場で縫っていると思いますが、

あまりにディープな内容になってくるので、その辺は割愛しときます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) ショールカラー ジャケット(チャコールグレー)

 

 

 

 

ここまでお送りしてきた、FUJITOのショールカラージャケット。

 

 

まだくまなくサーチしていませんが、チャコールはつゆ知らず、

ベージュを取り扱っているお店さん、ほとんどないような気配が...

見つからず。

 

自分の中ですと、スタイリングの幅広さや高級感のある佇まいから、

2色あるうちではベージュを推してしまいます。

 

賛同して頂ける方少なかったら、自分で着ようかとも。

 

 

 

 

ここ数年、よく着ているジャケットと同じスタンスで作られている

ということもあり、待望叶ったラインナップになった2014AW。

 

詳細ページをご覧になりつつ、来る季節に向けて

思いを巡らして頂ければと思います。

 

 

何か真面目な感じですいません、いつもでしょうか?

宜しくお願いします。

 

 

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