最近。
Slowdive “Souvlaki”
先月から今月にかけて繁忙を極めてまして、あたふたする毎日でしたが、
何とか落ち着いた感のしてきた今日この頃。
そうなりますと、久しぶりに更新しようと思うわけです。
毎度毎度の音源紹介コーナー。最近のアレいってみます。
昨年、マイブラ22年ぶりの新作リリースがあったことから、
再び日の目を浴びだした、オリジナルのシューゲイザーシーン。
そんな中今年になって飛び出したのが、
『スロウダイブ再結成』
のニュース。
「マイブラ売れてるんで、俺らもやっちゃう?」
的な事だとは思いたくありませんが、何はともあれ
シューゲイザー御三家のひとつが再始動。
久しぶりに聴き直しています。
初めて聴いたころは、MBVやRideのような激しさというか荒々しさが少なく、
『何?このユルい感じ?』
な感想だったように思います。若気の至りでした。
1周巡って、壊れたプラケースと共に引っ張り出してきたスーヴラク。
シューゲ的ノイズっつうよりかは、アンビエントとかメロディの良い
ドリームポップさに満ちた作品というのを、ようやく分かった気がします。
遅っ!でした…
ブライアン・イーノが数曲参加しているので、そっちよりになりますわな~
というのを、再確認させてもらった次第です。
再結成に気を良くして、今年のフジロックに参戦(!)するという
ニュースも聞きましたので、
ファンにはたまらない年になるのではないでしょうか?
Luciana Souza “Neruda”
ハービー・ハンコックがジョニ・ミッチェルの楽曲を取り上げたアルバムに、
「River:the joni letters」ってのがあります。
で、ゲストヴォーカルでノラ・ジョーンズとか本人が歌っている中、
『ん?この声、すごく良くないですか!?』
な驚きが。
気にはしていたけど大して探してなかった中、
偶然紹介されていたのを見かけ、迷わずポチっとさせて頂いた1枚。
ブラジル&ジャズ界隈で知る人ぞ知る、ルシアーナ・ソウザ。
大抵、夜寝る前に聴くことの多い、
ピアノとのデュオ編成のヴォーカルもの。
今回は前編英語で歌っているので、
次回はポルトガル語の作品を入手し直すつもりです。
Ravel “Piano Concertos”
シューゲイザー~ジャズという、接点ゼロな触れ幅の大きい視聴スタイル。
何でも聴くという雑食性は、こんなところにまで進行。
クラシックにも手を伸ばしています。
と言いつつそこはトーシロー、
クラシック初心者は何を選んでいいか分からない。。。
以前サティの作品を手に入れていたことを思い出し、
図書館で借りてきたのがラヴェルのピアノ協奏曲。
ビギナーな自分でも、たまに耳にするト長調の第2楽章ぐらいは
知っていたこともあり、思いの外すんなりと通しで聴くことが出来ました。
「左手のためのピアノ協奏曲」というのも収録されてますが、
個人的にはこっちの方に発見があって、興味深く聴いています。
ということでお送りしてきた、月1コラムの『最近。』。
シューゲイザーとクラシックを同時に聴くという、
エキセントリック?な鑑賞態度に賛同頂ける方が、
どのくらいいるのか分かりませんが、どっちかに引っ掛かるという方は、
ほんの少しはいるような。(本当にいるのか?)
読者の皆さんのお役に立てるときが来るかも知れません。
日々の生活を潤す参考にでもして頂ければと思います。