Glacon(グラソン)裏表
よく見ると不思議な作りをしています。
前身ボタンの下の部分。
三角形にステッチが打ってあるんですが、
ココ丸い縁を折り重ねて上からタタいてあるんですね。
なんででしょう?
某アメリカの有名アンダーウェア屋のヘンリーネックと
比べてみると、また違いがはっきりしました。
ヘンリーネックの悪いところって、
洗っていくと襟がビロローーンとだらしなく伸びたりしません?
あれってクルーネックを縦方向に裂いて
ボタン付けましたっていう、作りの工夫が乏しいのが原因
(のはず)。
その点このGlaconはちゃんとしてます。
襟部分は一枚の生地を2枚に重ねてボディー本体に縫製。
俗に言うバインダー仕様の2本張りステッチ。
丈夫そうなはずです。
これと同じなのが先日紹介した「デンT」こと
デンマーク軍のTシャツ。
と言う具合にGlaconも本格仕様じゃないですか。
ピンクのかわいい顔して、軍モノと共通仕様とは
恐れ入ります。
ヨーロッパのファクトリーブランドって、
重要な取引先が軍隊ってのが多いですから
機能性を転用しているものが多いんですよね。
耐久性が高くて当たり前です。
ユーロの高騰や原油高で、確かにインポートものの
価格も右肩上がりまくりです。
ですけどそればっかりで良い値段が
ついちゃっているものばかりではないはず。
結構手が掛かってるくせにバリューなものを
セレクトしたいですし、プライスの理由に見合ったものを
提供出来るように心掛けていきたいですね。