Culture Day。

 

 

 

 

本日は文化の日ということで、街中で市民祭が行われていた

模様でして、賑わっていたようです。

(その歩行者天国のあおりで、当店前は大渋滞でしたが)

 

 

 

今の場所に移転してから、大々的なイベントを目にする機会は

ほぼありませんので、落ち着いたところで文化的なモノに触れようかと思い、

店内を見渡したらこんなものがありました。

 

Anton Corbijnの写真集、『Star Trak』です。

 

 

 

 

 

 

 

 

アントン・コービンに関しましては、リンク先でプロフィールを

ご覧頂ければと思いますが、ロックミュージシャンをメインに撮る写真家、

最近は映像ジャンルへの進出による映画監督としての活動でも

良く知られるアーティストです。

 

(イアン・カーティスを描いた「コントロール」、まだ見てない。。。まずい)

 

 

 

ジャケットカバーからして、クリント・イーストウッドに

指差されてしまうわけですが、タイトルにあるように、

ミュージシャン・俳優・作家等々のポートレートが数多く掲載されています。

 

 

自分が手に入れたのは、確か18くらいの頃だったと思うのですが、

洒落た写真集が欲しいんだけど、何を購入していいのか分からない。

その中で、作者は分からずとも有名どころの被写体が

多く載っているということで、入手したように思います。

 

それでも分からない人物は、だいぶいたような。。

 

 

10数年経って改めて見返すと、おおよそ誰々を網羅することが

出来るようになったので無駄に年を重ねてないな、

ということを実感しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

U2、デヴィッド・ボウイ、マイケル・スタイプなどの濃ゆい面々の、

モノクロで切り取った作品は、

「あれ?どっかで見たことあるなコレ?」

があるかも知れない、アントン・コービンならではのもののように思います。

 

 

発刊が1996年だったので、さすがに現在とは様子が異なる方たちも

多いのですが、それも含めて興味深く眺めていたところです。

 

『トレント・レズナーが痩せてる・・・まだロン毛・・・』、

 

まぁその頃の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル(人名)がふってなければ、分からない人も多かったかも。

↑コレは別のところでも見ていたので、すぐに判別出来ました。

 

当時の時代性も関係してでしょう、

ナオミ・キャンベルとケイト・モスは結構載っています。

 

 

 

ハードカバーの正方形型という、写真集ならではの特殊な構造ですが、

セレブリティ(こういう言い方でいいのかな?)のモノクロのポートレイトは、

映画の撮影現場のスチール写真のような、

静かな存在感のあるものだと思います。

 

 

全113カット、見応えのある内容ですので、

ご興味ある方はどうぞご覧下さい。

 

 

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