オランダ軍ナイフポケットパンツ

2009.04.19 / アイテム

 

 

 

 

既報ですが、オランダ軍のナイフポケットパンツ入荷しています。

 

 

 

ここ数か月、軍モノの入荷はちょこちょこあったかと思うのですが、

パンツに関して言うとなかなか琴線に触れるものが見つからず、

仕入自体を見合わせている状況が続いていました。

 

 

軍パンってのがこれが難しいジャンルで、こういうの好きな人は

結構いるんですが、流行りのファッションに慣れ親しんでいる方からすると、

「太さ」・「股上の深さ」・「シルエット」が全くもって相容れない、

受け入れられないというのを良く聞きます。

 

 

そりゃー、細いパンツに越したことないですし、

股上浅い方がカッコイイですからねー。

 

異論はありません。

 

 

この「細パンツ信仰(?)」に逆行するところこそ軍パンの魅力、

真の軍パンフリークなり(?)と思っていますが、

そんな方におススメしたいのが

今回のオランダ軍のナイフポケットパンツです。

 

 

 

ヨーロッパの中でも実用本位なデザインが多いのかも?と思う

ダッチサープラスですが、このパンツもずばりナイフを入れる為の

ミニポケットが右裾に付くという、分かりやす過ぎるデザインです(笑)。

 

 

シルエットも数多くある軍パンの中では、比較的細く股上も浅めと

言われていて、何気にセレクトショップのバイヤーに人気があるんだとか

(未確認情報。あくまで噂)。

 

 

 

よくあるカーゴパンツのようなボリュームのあるシルエットではなく、

どちらかというとトラウザーズやファティーグパンツの系統に

属するものなので、必要以上な太さもなく、すっきりしていると言えるのが、

特徴的だと言えます。

 

 

さらにちょっと珍しいのが、コットン100%ということ。

 

数十年前のヴィンテージは別として、最近のですと俗に言う

「綿ポリ」の素材で、丈夫なのは良いんですが、

硬さがあることでゴワつき加減が強く、洗っても風合いがさほど変化しないので、

なんとなく風情に欠ける印象でした。

 

その点綿100%ですと、独特のアタリの出かたや洗濯によるクタッとした

風合いの変化が楽しめるのが良いところ。

 

 

90年初頭を境に、そのあとはハイテク化の波に飲まれて

綿100%は徐々に姿を消していったことを考えると、

ちょっとしたレアアイテムであるのは間違いないですし、

SEYNTEXの製造である点も、ミリタリーランクを高めるところです。

 

 

 

股下が思いの他長いので、カットしないではける方はそう多くは

いなんじゃないかと思います。

 

そうなるとナイフポケットの位置の関係上、

裾上げ位置に限度があるんじゃないかと思われそうですが、

構造的には修理自体は可能なものですので、

そのあたりはご相談頂ければと思います。

 

 

まずは詳細をご覧頂いて、感想をお持ち頂ければ思います。

 

宜しくお願いします。

 

 

CATEGORY: アイテム