最近。
Jacqueline Humbert / David Rosenboom “Daytime Viewing”
めくるめく音源紹介のこのコーナー。
最近まめに更新しているような気がします。
本日は体調が芳しくないので、バスっと端的に綴っていきます。
今回ある筋から良いですよと勧められまして、クレジットを見てみたところ、
「これはもしかしたら相当キテるかも・・・」
ということで、入手したのが↑のCD。
日本になかった模様で、カリフォルニアから送られてきました。
簡単に言いますと
『電子音楽の巨匠がテレビドラマを題材にした、音響ポップ作』
なんだそうです。
電子音楽の巨匠=デヴィッド・ローゼンブームになる訳ですが、
この電子音楽というのがやっかい?でして、
“バイオ・フィードバック・ミュージック”
という実験音楽・現代音楽にカテゴライズされるようです。
私も聴いたことがなかったのであれですが、
『人体から発せられる脳波を電気信号に変換して、音響化して成立させたもの』
がそれに当たるらしく、書いている自分でも良く分からない?、
奥深い実験音楽です。
広範で言えば、サイケデリックやミニマルミュージックにも
含まれるんではないかと...
ここまで進めてきてあれですが、共感頂ける方が日本に数百人(数十人?)
いるのかも疑わしい、何とも不思議な音楽ジャンルです。
この作品は、そんな巨匠が気まぐれ?お遊び?的な余興として、
普段とは全く間逆なポップ作品として自主製作したものの、
リイシュー版になるんだとか。
シンセで作られたトラックに、キュートな女性ヴォーカルが絡む
楽曲は何ともユニークでして、ふわふわとした不思議な心地に
させてくれる作品でした。
(#3のタイトルが「domestic violence」(!?)というので、
意味不明さが増しますが)
音に詳しい知人の方にご紹介したところ、
「不協和音の連続で気分が悪い。。。ある意味キテいます」
という、ディスり調のお褒めの言葉を頂けたあたり、
相当聴く人を選びそうですが、個人的にはレア盤を入手した喜びもあり、
気に入って聴き込んでいる毎日です。
<追伸>
どのくらいの方が↑コレを覚えているのでしょうか?
ホームページのリニューアル前まで存在していた
『5minutes-Lab』なるコーナーを。
当時からさほど稼動しているわけでもなく、見に来る方もかなり少なかったので
一度外してしまっていましたが、個人的な備忘録として
あっても問題はないだろうということで、復活させてみることにしました。
自分の聴いているものですと、かなり広範というか偏りが相当あるので、
ジャンル別にせず、ミュージックだけは年代別での切り口に分けてみました。
改めてやってみて思いましたが、過剰なテキスト書き?のせいで
スピーディに進められず、思いの外時間が掛かる作業ということが判明。
自宅での空き時間にでもやろうと考えておりますので、
不定期更新にはなりそうです。
設置場所は↑にありますように、online-shopページ下の脇に、
つつましく加えましたので、お時間あるときにでも確認頂けましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。